プチっとデジイチ、マイブーム

NikonのD5500というカメラを買いました。今までD300という数年前のフラッグシップ機を使っていたのですが、今の入門機の方が性能が高いんですね。ISOが最大25600で、まさにアクアリウムのような若干暗めのシチュエーションで、かつ、動く被写体を撮影するのが格段にイージーになりました。あとは、ローパスフィルターレスのためか、画像がクリアになった気がします。

 

といっても素人の私が撮るのですから、ブログの写真が劇的にキレイになったりはしません。ただ、撮る側の感覚として、すっごくラクになりました。

 

現在の稚魚ちゃん達のご様子。何匹かのヒレがボロボロです。兄弟喧嘩が始まったのでしょうか。。。

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こちらの写真、こんなに肉眼に近い色で撮れるとは思いませんでした。色具合も共肉の表面の感じも、かなり実際に近い感じです。

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付け根が白化しています。ミドリイシの付け根にゴミが溜まっていると白化することがある、とどこかで読みましたが、まさにソレでした。スポイトでシュッシュッとやると、大きなフレークの食べ残しがボロっと出て来ました。詳しい原因は分かりませんが、その部分だけ光が当たらないことや、水流が当たらずに代謝が悪くなるせいかも知れません。

 

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黄緑の子ですが、一時の共肉が白くなってしまった箇所はもう復活し、以前より健康そうです。もうキイロを目指すのはやめました。適度な水と光で、ソコソコ水槽を目指します。

 

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ピンクの子ですが、赤のLEDを混合しているせいで、トコロドコロ、強い赤色に写ってしまいます。この赤い色飛びのようなものは、撮影の度に箇所が変わるので、おそらく水面の乱反射によって、赤LEDの当たる場所があちこちに飛ぶんだろうと思います。次回の撮影では、もう赤LEDは消灯しておこうと思います。

 

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こちらも一部が強烈な赤色に写ってしまっています。

 

ところで、実はこのカメラを手にしてから、マニュアル撮影を楽しんでいます。私にとっては、良い写真、キレイな写真を撮ることよりも、撮影を楽しめていることの方が大切です。また写真自体の好みも、キレイな写真より、味のある写真の方が好きです。

 

マニュアル撮影はメンドくささを伴います。それに、私のようにヘボが撮ると、まんまヘボに写ります。ですが!これは善し悪しでなく、自分の好みの変化だと思うのですが、オートの撮影の無難な絵が、最近どうも面白くないのです。こんな風に書くと、いかにも玄人っぽいですが、ぜんぜんそんなじゃなくて、自分が楽しめてることがすごく大切なんですね。

 

写真には、撮影者が関与できることが実はすごく多いんだと感じます。動体をわざとブラして動きを強調するとか、わざと暗めに写して落ち着いた絵にするとか、被写体深度を深くしてポートレート風にするとか、逆に浅くして風景写真っぽくするとか、、、いじり始めると楽しくて、どうして今まで一眼を持っていながら、色々試してこなかったんだろう、と。。。

 

例えば、今回の記事では、稚魚の写真は被写体深度を浅くして、複数の稚魚全体にピントが合うようにしています。逆にミドリイシの写真では被写体深度を深くして、対象を強調するようにしています。構図はベタですが。。。

 

とりあえず、あたらしい一眼買って良かった良かったということにしておきます。入門機ですが、大事に長く使わなきゃね。。。プチっとカメラにハマり気味な今日この頃です。

お部屋の中のはなちゃんの水槽

今日はリビングを掃除しました。といっても、はなちゃんを含めた子供達が4人もいるわが家は、どんなに片付けても所帯じみた感じが否めません。ザクザクっと片付けて、あとはもういいやって感じになっちゃいます。

 

水槽を含むLDKの写真を撮ってみました。はなちゃんの水槽は、こんな位置にあります。

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今回の水槽の新調時に水槽台をタモの無垢材にしたのは、このへんの理由なわけです。その他の内装やインテリアとのバランスで、ブラックとか化粧板とかでは、どうも釣り合いが悪そうだったんですね。

 

この位置に水槽を持ってきたことで、ダイニングとキッチンを行き来する家族が水槽を見て、一言コメントをくれる機会が前より増えたのが嬉しいです。

 

南向きの窓の近くなので、苔は生えやすいです。機材とNO3PO4-Xとで、何とかしのげそうな範囲ですので、大丈夫かなとは思ってはいますが。。。ミドリイシにとっては、もしかしたら自然光の充実したスペクトルが良い影響をもたらしてくれるのでは?と思ってみたりしています。

 

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引き続き好調を維持しているピンクイシ。後ろの、元チャイロイシも、ごくごく僅かにですが、チャイロを脱しつつあるようです。変化の速度はすごく遅いです。

 

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はっ!ヒーターが写真に入ってしまった!さきほど掃除したときに岩の裏から飛び出していたようです。ヒーターは諸先輩方のご指導により、サンプと本水槽に一本ずついれてリスクを分散しています。キミドリイシですが、微妙にではあるものの復調傾向にあります。

 

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わが家の人気者、ヤエヤマギンポのオジサンと共に写るオージーサンのミドリイシ。はっ!オヤジギャグを言ってしまった!今度はオーバーサンのミドリイシを、はっ!またオヤジギャグを言ってしまった!

 

コンディションはまずまずのようです。前よりも色は濃くなり、赤紫っぽくなりました。根本が白っぽかったかつての姿もとても美しかったのですが、今はどことなく、フツーっぽい感じになってしまいました。

 

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この子達も元気なのですが、本日、はなちゃんと相談の上でちょっとしたチャレンジをやってみました。

 

本水槽のオーバーフロー管の、稚魚が吸い込まれてしまいそうな穴がある部分にネットを巻き付け、水流ポンプも稚魚が巻き込まれないようにネットを巻き付け、一匹だけ稚魚を本水槽に放ちました。もしかしたら、本水槽にベトナムブラインを散布して、それで生きていけるのでは?と思ったのです。

 

まず最初にこの子を襲ったのは、水面付近の強烈な水流でした。どーっと流され、ようやく激流を逃れたところで、今度はオジサンにバクっと食い付かれてしまい、慌てて救出しました。

 

オジサンは、よく掃除のために突っ込んだ手をついばみに来ますが、まさかピカソの稚魚ちゃんをパクっとしに来るとは。。。

 

可愛そうなことをしてしまいました。さぞビックリしたことでしょう。サテライトに戻った稚魚ちゃんは、若干元気がなくなってしまいました。まだしばらくはサテライト生活は続きそうです。モリモリ食べて、大きくなって欲しいです。

毎年恒例の磯遊び

ほぼ毎年恒例になっている磯遊びにやってきました。ゴールデンウィークは大型観光スポットに人が集中するので、私達が行く磯場は混雑しません。

 

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磯遊びだっつってんのに泳ぐ気満々のはなちゃんの妹。浮き輪は、溺れ防止策なのですが、彼女のやんちゃスイッチが入ってしまったようです。

 

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大潮ということもあってあちこちに岩場が剥き出しとなり大漁でした。この後も獲れまくって、ケースもパンパンに。手前のは、いわゆるスラッグ?というやつでしょうか。「見てみて。バイキンマンみたいでかわいいよ。」とはなちゃん。頭?おしり?にくっついてる二本のツノみたいなやつが、確かにバイキンマンのツノのようですね。(写真ではちょっと分かりにくいです)

 

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ウニ、カニ、もゴロゴロいました。若かりし頃は、その場で割って食ったものです。

 

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「きっと誰かがラーメン捨てて行ったんだよ」とはなちゃん。ホントにコレは何?と家に戻ってから調べると、ウミウシの卵なんだそうです。ここから何匹のウミウシが生まれるんだろう?きっと大半は魚の餌になってしまうんじゃなかろうか。。。

 

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「死んでるけど、魚捕まえたよ!」とはなちゃんの妹。げっ。。。コレ、ゴンズイではないでしょうか?「毒があるから、触ったらダメだよ!あ。死んでるんじゃダイジョブかな?」とはなちゃんパパ。しかし、帰宅後に調べると、ゴンズイの毒は死んでもなくならないのだそうです。とりあえず、刺されなくて良かったです。

 

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カニをペットのようにかわいがるはなちゃん。

 

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磯溜まりに、小魚がうじゃうじゃいて採り放題。潮が満ちるまでにまだ数時間あるでしょうに。エアレーションはどうするんでしょう?と素朴な疑問が。。。

 

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ウミウシ。キモカワ、ブサカワ大好きのはなちゃん達は、いわゆる現代っ子のように「ヤダー、気持ちわる~い」とか言ったりしなくて、「かわいい♪」と手にとってプニプニいじります。

 

「海に放してあげようか」と言うと、はなちゃんはポイっと水の中へ。はなちゃんの妹は、なぜかダーっと駆け出し、遠くの岩の上に乗せて戻ってきました。「乾いて死んじゃうよ。」と言うと、「えっ?そうなの?」と、再び駆け出して、岩の上のウミウシを海の中へ戻してあげました。おそらく親切のつもりだったのでしょう。後で、「どうして岩の上に乗せてあげたの?」とたずねると、「だって海に放したら流されちゃうと思ったんだもん」と。ま。彼女の中では正論なのでしょう。しかし私には、「ボクは岩の上で干からびるくらいなら、流された方がマシだよ。」というウミウシの魂の叫びが聞こえてきそうです。

 

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今回は、生きものは全て海に放しました。持ち帰ったのは、ビーチコーミングした石ころやガラスだけ。角の取れ具合が絶妙で、石ってこんなにキレイになれるんだ、と。自然の造形美ってやつですね。

 

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帰宅後、はなちゃんがプラバンでせっせと工作。薄いプラスチックのシートに絵を書いてレンジで加熱すると、こんな風になります。はなちゃんは、これらを本のしおりとして、一個10円くらいではなちゃんパパに売るつもりなのです。

 

とりあえずチンアナゴブックマーク大は購入決定。こうしてゴールデンウィーク初日は、はなちゃん達の感性にほっこりと癒されつつ、まずまずのスタートとなったのでした。

ヒーターカバーの心地良さに目覚めた稚魚達

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ピカソの稚魚達がついにヒーターカバーにスリスリするようになりました。掃除のためにヒーターカバーを取り出そうとすると、水面の方までくっついてきて、中には水から取り出しても、カバーにくっついて一緒に水から出ちゃう子までいるくらいです。夜間はカバーの上にペタっと横たわる姿がかわいいです。

 

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成魚のような形ではなく、楕円形なのがかわいいですね。

 

人口餌に慣れさせるためにセラ・ミクロンパウダーフードをあげていたせいか、本水槽のガラス面に急速に苔が繁殖するようになりました。人口餌にはあっという間に慣れることが分かったので、またしばらくベトナムブラインシュリンプに戻します。

 

カルシウムリアクターによる添加バランスによっては苔の繁殖が増進されると聞きますが、そのせいなのでしょうか。今のところ前回の測定ではカルシウム410、マグネシウム1240、KH10.5くらいなので、悪くはないと思ってます。

 

苔のことを考えると、量をごく微量にしてNO3PO4-Xを添加してみようと思ってます。

 

焦してしまったキミドリイシは、その後、ほとんど変化はなく、いちおうの維持はできているようです。じっくり回復するのを待ちたいと思います。

キミドリイシ救出大作戦

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これは昨夜の写真です。中央にいる白い子が見えますでしょうか?ヒーターカバーに馴染んできた様子。

 

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う~ん。きゃわゆいですね~。

 

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あっちこっちで、リラックスしている様子。ただ、しばらく手を入れていなかったもので、ずいぶんサテライトが汚れてしまっています。

 

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今朝の様子。サテライトを掃除したら、またヒーターカバーに入らなくなってしまいました。でも、もう時間の問題じゃないかな。。。

 

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瀕死のキミドリイシを、ライブロックからもぎとりました。正確には、「ストロング万能ハサミ」で、ゴリっとライブロックごと割って取りました。

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LED直下を避け、水槽の出来るだけ底の方に配置。色落ちしてスケスケになっちゃている面は、水槽中央の光が強い方とは反対側に向けるようにしました。

 

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実は、生き別れた兄弟がいるのです。説明はめんどくさいので省略しますが、とにかくこの子も瞬間接着剤でミニライブロックに貼り付けて、こちらも何とか再生を目指します。

 

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じつは、兄弟は、他にももう一人いたのです。白状しますと、過去に、水槽のお掃除の最中に、やらかしてしまって、もぎ取れてしまった箇所が、あったのです。そんなわけで、黄緑の子は、無理矢理分身させられた兄弟がいて、全員で合計3体存在するのです。なので、どれか一人は生き残ってくれるんじゃなかろうか、と。。。

 

かっこ良く言うならば、「リスクヘッジ」とでも言うんでしょうか。ま、割っちゃっただけなんですけどね♪

 

今思うと、これまでにも何個か割っちゃったミドリイシがありました。全部取っておけば良かった。。。案外育てられたかも。。。。

 

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このピンクの子なんて、2週間くらい砂の上に放置されたんですよ。ともあれ、現在は新しいオウチでハッピーに暮らしているわけです。このままヌクヌクと育って欲しいものです。

調子に乗って焦しました。

やってしまいました。調子に乗って、以前どにゃさんからいただいたミドリイシを焦がしてしまいました。曲がりが強い部分は、かなりスケスケ。付け根の部分は気持ち黒ずんでます。ミドリイシはいったん悪化すると下降速度が早いこと。。。

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過去の経験からすると、こうなっちゃうと一気に進行します。んん~。LEDの光量アップは一週間ごとにチビチビやったつもりだったのですが、も~っとゆっくり、1ヶ月くらいの時間をかけて様子を見なければいけなかったのかも。。。

 

正直、いただいてきたときは、この写真よりも黄色かったので、もっと行けるかと思っていたのですが、甘かったです。腕が悪い私が同じ色に持って行こうなど、、、

 

よ~くレベルを考えてからやれよ、ということなんでしょうね。。。

 

現在、光量を落として様子見です。とりあえず、上限の振れ幅は分かりました。ミドリイシは、色揚げさえ考えなければ、多少暗くても死なないはずですので、光量を落として、もう一度調整し直します。ただ、黄緑の子は、ここから復活できたら奇跡かも。。。どにゃさん、スマセン!

 

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こちらは相変わらず絶好調。

 

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こちらは茶色からの変化が見られましたが、黄緑の子同様、変化が急激過ぎて逆に心配です。

 

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こちらは色が濃くなりました。写真では茶色ですが、実物はパープルっぽい感じで、まずまずです。黄緑の子と違って、こちらは色が濃くなってきています。照明を弱めたので、もっと濃くなって行くのでしょうか。。。高さを上げて対応すべきでしょうか。。。コーラルラボさんでは、白の照明を好む、とうかがったような。。。

 

昨日、試薬で色々測りました。

 

Ca 400

Mg 1420 (ちょっと高いのでマグネシウムメディアを減らしました)

KH 11

アイディオン(ヨウ素) 0.06

ポタシウム(カリウム)320

アイアン(鉄) 0

 

Caはもう少し上げたいけど、KHはこれ以上上げられないので、Caリアクターはこのままで。

 

今後一週間のRCPコーラルカラーの添加量(一日あたり)は以下の通り。

A 0ml

B 0.5ml

C 2ml

D 0.2ml

 

コーラルカラーAって、うちでは必要ないみたい。。。そうそう。4日間カルシウムリアクターを停止してみて、カルシウム消費量は、20ppmでした。一日5ppmしか消費していないです。たぶん、マメに換水していればカルシウムリアクターは要らないくらいかも。。。まだミドリイシ達がちっさいし、数もちょっとしか入ってませんからね。

 

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こんなにおっきくなりましたよ。もう、よほどのことがない限り、落ちることもないでしょう。右の子が最も活発で、この子だけが水面の餌をついばみに来ます。他の子達はゆっくりと落下してくる餌を取りに行く感じです。今、この子達が最も好きなのは、ベトナムブラインシュリンプと、セラのミクロン・パウダーフードです。これらよりも粒が大きい餌は、あまり反応しません。

 

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黒が強い子達、白が強い子達、ごくフツーっぽい模様の子達、の三種類に分かれます。

 

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夜。ヒーターカバーにペタっと横たわる姿が、なんとも愛らしい。。。今のところ、こんな姿は、たまに見られるだけ。それでも、はなちゃんと私はメロメロ。

 

早く本水槽に放したいけど、今入れたら、大きさから言って、水流ポンプにも巻き込まれちゃうし、オーバーフロー管の穴にも吸い込まれちゃいます。あとどれくらいサテライトで育てなきゃいけないんだろう。。。

サンプの清掃とちょっとした静音化(制震化)

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サンプを掃除しました。実は前の水槽では、サンプの底のゴミの吸い出しはたまにやっていたものの、きちんとした掃除は半年に一度やれば良いくらいでした。

 

今回の水槽では、簡単にサンプと本水槽を切り離せる構造にしたおかげで、ラクチンにサンプの掃除ができます。

 

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スキマーの足にスポンジを履かせて、ちょっとした静音化の工夫も。

 

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揚水ポンプも大きなスポンジの上に乗せました。

 

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水流ポンプも、5mmの発泡ゴムを噛ませて、振動の低減をはかりました。

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こちらも。

 

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ホースとサンプのガラス面が接するところに緩衝材を噛ませて、ブー音を低減。

 

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サンプの下には百均で買った発泡シートのようなものを2枚重ねで敷きました。床への振動を絶縁し、静音化を図るのが目的です。成果は分かりません。夜間に周囲が静かなときでないと、静音化が図れたのかどうかが判断できません。後ほど確認したいと思います。

 

掃除って、やる前はメンドクサイけど、やった後は心が洗われる気分です。

 

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クリーンなスキマーは、泡上がりも好調。じきにクリーミーなモワモワが出てくるでしょう。

 

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さて。宣言通り、コケコケになっちゃった岩肌を、電動ドリルのヤスリビットでグリグリと除去。

 

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先ほどの岩って、作業前は、この写真同様か、もっとひどいくらいの状態だったんですよ。この写真のライブロックも、この撮影後に作業しました。キレイになりましたが、ミドリイシが活着している岩なので、長時間は作業できず、何回かに分けてキレイにしていくことにします。

 

この作業はホント、やってみて良かったです。思ったより簡単ですし、とてもキレイになります。煮沸と違って、生物相も抹殺しません。ビットはコーナンでわずか380円くらい。これでエメガニをハタゴのご馳走にしちゃうこともなくなるでしょう。

 

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はなちゃんがサテライトの周囲に紙を貼ってくれました。稚魚のおうちになってくれることを願い、ヒーターカバーを投入。まだ入ってくれてはいませんが、じきに慣れてくれると思います。そうそう。細かく砕いた人口餌を食べ始めました。この調子で爆食いまで行って欲しいです。

 

そうそう。コーラルカラーDの添加量に関して質問を出していたレッドシーから回答がありました。

 

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お問い合わせありがとうございます。
カラー添加剤の添加量はカルシウムの消費量によっても割り出せます。
リアクターをお使いの場合、4日間リアクターを止めて、その間のカルシウム減少量を消費量とします。

消費量20ppmに対し100リッターに本剤を1mlを添加して下さい。

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なるほど~。

 

きちんと回答いただけると、メーカーの誠意を感じますね。ありがたいことです。これでスッキリしました。引き続き、RCPの運用状況をこのブログにアップしたいと思います。

 

追記:昨日の朝、B-box Aquariumから届いたマグネシウムメディアをカルシウムリアクターに投入しましたが、本日の測定では1380でした。投入直前が1240だったのが僅か一日で一気に上がりました。これに伴ってCaも380→410へ。しかも炭酸の添加速度は遅くしているのでKHは15から13.7へと下降しています。それでもCaが上昇したわけですから、マグネシウムが上がるとカルシウムも上がる、というとどにゃさんのコメントを裏付けたことになります。

 

ところで!本日から4日間、カルシウムリアクターを停止し、換水も休止します。足し水だけは行います。本日の410という数値が4日後にいくつになっているかで、わが家の水槽の一日あたりのカルシウム消費量を割り出します。それに基づいてコーラルカラーDの添加量を決定します。

 

本日の測定では、以下のとおりです。

 

Ca: 410

Mg: 1380 (これを受けてマグネシウムメディアは少し減らしました)

KH: 13.7

 

わが家の水槽は、まだサンゴ数が少なく、大きさも小さいので、あんまり消費されないんじゃないかな~?なんて推測しているのですが、いずれにしても、パラメータの見える化って、興味深いですよね。感覚に依存しない運用って、自分には大切なことだと思ってます。感覚も大切ですが、そこまでの腕がない自分には見えてる方が安心ですね。数値はウソつきませんからね。

 

アレレ?ホンの数ヶ月前までは、あまり事細かく管理するのって好きじゃなくて、かなりドンブリ的な運用だったのに。。。自分、どうしちゃったんだろ。。。やっぱり、ただ飼う方向から、色を揚げたいっていう欲が出ちゃったからかな?

 

 追追記:

静音化の効果、あったみたいです。実は新水槽は二階にあるのですが、一階の子供達のベッドの中の一台だけ、夜間、ちょっとだけですが二階にある水槽の音が気になるレベルで聞こえるようになってしまったのです。音と言うより、共振のような感じです。今回の改善で、どうやら解消できたようです。