放流~♪

人口餌に餌付けできてないのに放流しちゃいました。海外のフォーラムで人の話聞いてたら、この子は人口餌だと免疫が弱って死んじゃうよという意見が。。。皆さん貝やらイカやらブラインやらブラックワームやらの生餌、冷凍餌で育ててるんだとか。。。これらの餌なら数日でプリプリ太ってくるらしいです。

 

あ。ならもううちも生餌でいいや、と。とにかく元気に生きてプリプリ太ってくれよと。動画であげてるのはアサリのミンチに乾燥餌を混ぜたものです。えり好みが強く、肉片以外はペッとしています。まあそれはそれでいいぞと。お気楽に行こうということで、相変わらずゆる~い感じでやってます。

 

最近スキマーを替えまして、Reef Live V-spec 500を回してますが、これがとっても良い感じです。何が良いって静かで能力が高いです。実は購入時は異音がし、なんだこりゃ?と思いましたが、LSSさんの対応が素晴らしく速攻で異常のあったインペラを交換していただき、その後は極めて快調に動いています。現在は排水開きめ、ポンプ全開で回してますが音は気になりません。しないわけじゃないですよ。でも全開なのに前のスキマーより静かです。この性能でこの値段はとても良いと思います。

 

そんで、このスキマーをこの調子で回してますと、栄養塩がなさ過ぎるのかミドリイシの色が薄くなってきてしまいました。それもあって、生アサリ上等!ってことでマージンドコーラルフィッシュを放流しちゃったんですよね。栄養塩が増えてくれて、かえってちょうど良いかな?なんて思って。

 

海外フォーラムで教えてくれた人の話だと、周りの魚が浮遊餌を食べてるのを見て、そのうち覚えるよってことですが、ホントかな~?アサリって一日中放り込んどいて仕事帰りに取り除く感じでもダイジョブですか?って質問もしてみたんですが、ゼンゼン問題ないとのこと。ホントかよ~?って、今そんな感じでやっちゃってますけど。

 

そんで、この子の性格ですが、人なつっこくて良いですよ。チェルモンはデリケートで長期飼育は困難なんて話も聞きますが、マージンドコーラルフィッシュはそんな心配なさそうです。殻付きアサリを投入するとホイホイ寄ってきていつでもバクバクです。チョウの餌付けに心血を注ぐ本物のチョウマニアの方々には物足りない子かも知れません。

 

あとは、シマヤッコとの関係。マージンドコーラルフィッシュ(名前長くてキー打つのメンド!)の方がゼンゼンでかいのに、負けてる。。。。でも、くそみそにやられてるわけじゃなくて、うま~くやり過ごしてます。シマヤッコも深追いしないし、大丈夫そうです。

 

それから、SPSには今のところいっさい手を出してません。

 

このところ仕事が忙しいので、この子には癒やされるわ~。連れてきて良かった~♪

マージンドコーラルフィッシュ

先日、仕事の合間にふらっと横須賀へ行ってきました。その目的は中央水族館です。ここのおっちゃんが面白い人で、楽しくお話ししてきました。おっちゃんはノリ的には海水魚屋というより魚屋的な感じで、さばさば思ったことを話してくれます。特に関心なのは、ちゃんと食べてない子は食べてないと言ってくれるところです。こういうお店は信頼できますよね。

 

お店は京急線横須賀中央駅に近いのですが、天気も良かったのでJRの横須賀駅から歩きました。海沿いのボードウォークからの眺め。アメリカ海軍の船や施設が見えます。

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横須賀といえばスカジャン発祥の地、ドブ板通りが有名ですが、それ以外の商店街もすごくローカルな雰囲気で面白いです。

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横須賀には個性的なお店が沢山。日産の久里浜工場をはじめとする大手企業の製造拠点の移転に伴って、深刻な人口減少にさいなまれている横須賀。とても雰囲気のあるイカした街はどうなるのだろうか。。。商店街がシャッター街にならないことを願いたいです。

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百均はいかにも国際色豊かな横須賀らしく「百圓領事館」となっています。ここで餌付け用のカゴを買いました。

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中央水族館につきました。魚系のペットショップに「水族館」って名前付けちゃうネーミングセンスが、なんとなくほのぼのしててかわいらしいなと思います。

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写真からは伝わるでしょうか。すごくおっきなフグがお出迎え。私はフグはかわいくて好きです。人間みたいな顔をしているので。でもこの子はすっごくオッサンっぽい顔してます。ヒゲのオヤジみたいな。。。でも憎めない。。。

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この亀は置きものじゃなくて生きてます。

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おっちゃんが自慢げに「2日前に入ったんだよ。良いだろう?」と見せてくれたのはフレンブリーバタフライ。実物は初めて見ました。写真では伝わらないかも知れませんが、本物はたまげるほど綺麗でしたよ。

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私が連れ帰ったのはマージンドコーラルフィッシュです。前からチェルモに興味があったのですが、デリケートで長期飼育が難しいと聞くので躊躇していました。国内外のネット記事で類似種のマージンドコーラルフィッシュはもっと丈夫で飼育しやすいとの情報があり、また実際に飼っている人からもそのような情報が得られたので、見に来てみました。おっちゃんも同じようによく食べるし丈夫だと言ってました。

水槽では周囲の子達を蹴散らしながらアサリをガツガツ引きちぎっていたので、この子はきっと早く順応できるだろうと踏みました。年に1~2回しか入荷しないということですので、そんなに少ない入荷頻度で、しかも気に入った子に出会うとなるとちょっと難しいなと思い、買ってしまいました。

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最近、とあるエキスパートの方から教わったばかりの餌付け方法を試します。袋から出すと、それはそれは綺麗な色。。。。昔からこんなトロピカルな色と形の海水魚に憧れていたので、ちょっとときめきます。

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買ってから一日後の今日は既にフレークをペッとやり始めました。アサリは普通に食べますし、アサリと人口餌のミックスも、たまにペッとやりながらも食べます。私が水槽の目の前に立っててもお構いなし。拒食にはならなそうな良い子です。

 

早く餌付けを完了して放流したいです。

 

 

 

 

 

 

 

シマヤッコの動画

またまたシマヤッコの動画を撮ってみました。ガラスの苔掃除直後なので色んなつぶつぶが映ってますがご勘弁を。スマホ映像なのでミドリイシの色とかもすごく不自然です。。。

本当は逆さ泳ぎとかも撮りたかったのですが、チャンスに恵まれませんでした。

 

最近ぷくぷく太ってきてくれて、徐々にですが肉厚になってきてくれてるのが嬉しいです。

スイハイ。行って参りました!

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現在の水槽の様子。アクアラバーズさんでいくつか購入し、スイハイさせていただいたどにゃさんからもいただいて、一気に増えました。

 

その、どにゃさん水槽。。。

 

どーん!

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ばーん!

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どかーん!

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ばこーん!

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じゃじゃーん!

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だだーん!

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ぐおーん!

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じゅばー!

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びょびょーん!

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もう、なんも言えねえ。

シマヤッコの朝ご飯

大抵は自分のテリトリーに他人が入ることを極度に嫌うシマヤッコですが、うちのは先住のピカソクラウンが同じ洞窟に入ってもま~ったく気にしません。

 

前のシマは、底モノ系の八重山ギンポと争いましたし、今のシマは他の何者の侵入も許さないのですが、このピカソクラウンだけはお互いに攻撃することもなく、服従するでもなく、まったりと同じ場所に入っています。そもそもピカソが洞窟でまったりっていうのも、自分の経験では珍しいです。ハタゴイソギンチャクがいなくなったので、洞窟が安心できるのでしょうか。。。

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シマヤッコは照明が点いていないときの方がイエローバンドがハッキリ見えます。

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南向きのリビングにあるうちの水槽は、ガラス面に朝の空が映ります。アクアリウム的な見栄えというより、インテリアとしてコレもアリかなと。

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シマヤッコの朝ご飯の様子。色~んな餌を混ぜてばらまいてます。撮影ヘタです。

シマ、朝ご飯の様子でした~。

ニセモチとホンソメ追加

ちょっと気に入ったお魚を導入。

 

ニセモチノウオです。

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ごく最近まで全くノーマークだったので性格もよく分かりませんが、カラフルで珊瑚水槽にピッタリ。ブサカワ好きな私はとぼけた目つきが好き。臆病なわけでもなく、他者を威圧するでもなく、なんか良い感じのお魚です。

 

ホンソメワケベラの幼魚も入れました。

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真っ黒にブルーのラインが綺麗で、このまま幼魚カラーでいて欲しい。。。入ったばかりなのに、他の魚をツンツン掃除してくれて、癒やされます。

 

うちで一番長いピカソクラウン。特に変化はありません。以前よりずいぶんおとなしくなりました。ときどきシマと同じテリトリーの洞窟に仲良く入っているのはなぜだろう。。。ペアだった時代には絶対にそんなことありませんでした。今はハタゴもいなくなり、心細くなったのでしょうか。。。

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シマヤッコ。バヌアツ産にしては痩せています。シマは臆病な魚ですが、いったんテリトリーを確定させると、そこに入ろうとする魚は徹底的に排除しにかかるほど攻撃的になります。なのにピカソクラウンは追い出さない。。。他の子達はみんな追い出すのに。。。

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もう一匹、気になっているお魚がいて、入荷があったら声をかけてくれるようにショップにお願いしました。バヌシマ以上に入荷は少ないですが、早ければ今月末とのこと。入らなければさらに数ヶ月待つことになるでしょう。どうなることやら。

全米が泣いた。。。

ついにうちのシマがフレークに餌付きました。長かった。。。入海が10月27日ですので18日間かかりましたね。3日ほど前からフレークを口にしてはペッとしていたので、経験上、あと3日と踏んでいましたが、ビンゴの3日後についに来ました。

 

まさに「全米が泣いた」の瞬間です。この餌付けの感動は、シマ(またはその他の餌付け難易度特級クラス)の経験者にしか味わえない感動です。たぶんシマの上に、さらに超特級クラスがあるんでしょうけど、私にはここが限界です。

 

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餌付くまでに、いくつかの兆候がありました。この子は入海直後は生気を失い、ボーっとしていたので、最初は本当にダメかと思いましたが、水槽でリラックスし始め、食欲が増してくると、まず泳ぎに変化が現れました。時折見せる、岩間を縫う優美な姿は、本当に見る者を癒やします。何かを見つけたときの追いかける速度、あるいは、隠れるときの速度が俊敏になり、餌を探すときも、体を大きくクネらせて、岩陰を覗き込むようにトリッキーな動きを見せるようになります。岩を突くのも野性味溢れるハンターのようになります。こうした動きを最初から見せる子を選んだ方が、餌付けもしやすいと思います。できれば気が強く、好奇心がある方が良いと思います。

 

うちでは餌付けよりも生存を優先しているので、ヨコエビを豊富に与えていたのですが、これが餌付けを長引かせたとは思っていません。いや、たぶん、うまい人は私よりもはるかに早く餌付けさせるのでしょうけど、私には今のところ、このやり方しかできない、というのが正直なところなのです。

 

ヨコエビをを食べたときのシマは体表の艶が綺麗になり、体つきもふくよやかになるので、飼育者の不安が一掃されます。それだけでなく、食欲も増すように思います。人間だって、あまり食わないと胃が小さくなっちゃいますよね。ある程度食べていた方が、食べられる状態を維持できると思います。シマもヨコエビを食べ始めてからの方が断然コンディションが良く、餌を追う状態もアグレッシブになるように見えました。拡張した胃を満たすために、食べ物を求めるからでは?と勝手に思っています。

 

うちではリフジウムは24時間点灯です。こうすると、ヨコエビの繁殖速度が倍くらいになります。そのヨコエビを10匹くらいメインタンクの上から放つのですが、これによってシマが、「餌は岩間にあるもの」という概念ではなく、「この環境では、生きた甲殻類が上から降ってくるもの」という学習をします。

 

その後、フレークを降らせると、ヨコエビと勘違いしたのか、突いてはペッをやるようになりました。後は口に入ったフレークの味を覚えるまでに3日、という感じです。

 

確証はないですが、シマは、ある限られた餌にしか出会わない環境にいるんじゃないかと思います。そこでは、おそらく岩間に隠れた無脊椎みたいなのを一撃必殺で突いて食べる環境なんじゃないかと思うんですね。だから浮遊しているものを餌と認識できない。その意味で、ヨコエビを降らせる、というのは、我ながらなかなか良い手だったかなと思います。

 

あと思ったのは、シマが餌を判別するとき、かな~り「視覚」と、もう一つ挙げるとすれば「過去の経験値」に頼っているんじゃないかな~?というのを思うんです。もちろん、嗅覚もあるので、餌を豊富にばらまくと岩間にいながらも、ナニナニ?と反応します。でも突くのはやっぱり岩なんです。そこら中に漂っているものを餌と認識できない。臭いはあっても、視覚的に餌の形をしていないから、餌だと思っていないようなのです。

 

シマにとっては、良い臭いをしていれば何でも餌、なのではなく、うまそうな形をしていて、はじめて餌、なのではないでしょうか。

 

その考えからすると、ブラインの冷凍ピロピロタイプ(成虫?)、ヨコエビ、フレーク、これらをうまく駆使することによって餌付かせられる確率は高まるのでは?と、あくまで推測ですが、思います。

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状態が良いか悪いか分かりませんが、なんとな~くミドリイシも生きていてくれています。

 

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じーっと何かを見つめるシマ。この、何かを欲しがる目つきはとても大切かなと。。。

 

私は、シマは非常に頭の良い魚なんじゃなかろうかと思うんですね。いや、頑固なだけなのだろうか。とにかくこの魚を釣ろうとするのはすごく難しいと思います。何かの気配ですぐ隠れるし、ちょっとやそっとの餌じゃ食らいつくことはなさそうです。そんな難しい魚との格闘を釣り師が楽しむように、私もシマとの楽しい格闘を味わいました。それもようやく落ち着きそうです。シマラーの私は、どんなにこの日を待ちわびたことか。

 

ありがとう!シマヤッコ!私の永遠のアイドル!