永遠のアイドル

久しぶりに近況を。

 

しばらくベアタンクが続いていましたが、あまりに殺風景なのと塵が舞うので、底砂を入れてみました。

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敷いたのは、カルシウムを補強できるというマメカルシウムサンドなるものです。

 

再び水槽を華やかにするためにミドリイシを入れたかったのですが、フラグからの再スタートとなるので、カルシウムリアクターは稼働させず、換水だけで行こうと思っていました。ですが、そんな便利な砂があるなら使ってみよう、ということで。

 

カルシウムは測定していないので、まだ効果のほどは分かりません。それに本来は厚めに敷いて嫌気作用を促すらしいのですが、そこまで厚く敷き込んではいないので、自分としては気休め程度に思っています。

 

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フラグを4つ入れました。

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これなんかは色の変化が綺麗です。

 

今回は初めて足を運んだナチュラルさんで買いましたが、実はミドリイシとは別の目的がありました。

 

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この子です。

 

実は前回餌付けに成功したシマヤッコを、ほどなくして落としてしまいました。原因はペア化によって猛烈な縄張り意識を覚醒させたピカソクラウン達による苛めでした。このピカソ達はそもそもはおっとりしたタイプだったのですが、出産を機にすっかり強くなってしまいました。しかも、餌付け完了まではどちらかと言えば、ピカソ達の方がシマヤッコにビビっていたのです。なので、ここまでの凶暴化は全く予測不可能でした。

 

しかしながら、その後、某ペット〇ジマさんでハタゴイソギンチャクを購入した際に、オマケでついてきた(偶然に触手の中に埋もれていた)ハナビラクマノミも、彼らの強烈な苛めにあい、入海後1日も経たないうちに絶命。そのすさまじさたるや、数時間でクソミソにやっつけるので、仕事などで家を空けている間にやられたら、救う手段がありません。

 

実は数日前、ナチュラルさんのネットショップにバヌアツ産のシマヤッコ7cmがアップされていたのを発見していた私は、気がついたらナチュラルさんの店の中に立っていました。何しろシマヤッコは私にとって永遠の憧れです。ピカソ達よりも大きい7cmという大きさですから、苛めに合わないシマを入海させられるのでは?という期待でドキがムネムネしてしまいました。

 

以前ブログに書いたように、私はバヌアツとバリを見比べて、バリを買ってしまうほどバリ産の小さくて丸い体形が好きでした。バヌアツはバリに比べて肉付きが逞しく、その頃の私にはちょっぴり野性味が強すぎる感じがして、好みではなかったのです。

 

ですが、初めてバヌアツ産を連れてきてみて、その細いバンドと白い部分の多いオシャレでゴージャスなルックスに、図らずもヤラレてしまいました。連れてくるまでは、好みはバリだけど、ピカソに負けなそうな大きさで選んだ、というのが正直なところでしたが、はなちゃんの水槽に放ってみて、あらためて眺めてみると、非常にエレガントなバディで、グラっと来てしまいました。当時逞しいと思っていたあの体つきも、自分の水槽で見るとムッチリしていてグラマラスです。といっても、バリとの比較で見た場合であって、おそらく本来のバヌアツ産からしたら、ちょっと肉は落ちている方だと思います。早く食べるように仕向けないといけません。

 

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写真では黄色いラインは薄くしか見えませんが、肉眼ではまあまあ出ているのが確認できます。

 

本日で2日目ですが、例によってブラインシュリンプの大量散布を朝晩続けています。シマヤッコ的には、まだ食べないものの、えっ?ナニナニ?的なリアクションをしているので、反応的には順調に食への欲求を喚起させつつあるかと思います。

 

そんなわけで、まずこの子を物怖じしない子に育てるために、先住のピカソ達を隅に追いやり、水槽の大部分をこの子に与えました。わずか2日間ですが、かなり水槽の前面にも出てくるようになっています。

 

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追いやられたピカソ達ですが、この子達はホントにメンタルが強く、ハタゴさえあればいつでもルンルンな感じです。

 

しかし、仕事中の僅か数時間で殺しちゃうほどの苛めを食らわせる可能性があるので、ネットの取り外しは本当に慎重にしなければなりません。できれば一日中水槽に張り付いていられる日にトライするつもりです。そうは言っても、前回のように、ある日突然立場が逆転していることがあるので、一日の監視でも十分ではないでしょう。もっと大胆な工夫が必要かも知れません。たとえば、いったんボスだけを隔離スペースに残すとか、ボスだけハタゴと引き離して隔離するとか、あるいは、ライブロックを山のように積み上げてハタゴエリアを視覚的?メンタル的?に分断してしまうとか。

 

色々と気苦労はありますが、やはり水槽が華やかなのは良いことですね。家の雰囲気も明るくなった気がします。