ピンクのタラコ唇がやってきました。
昨日の記事に書いたオオバナサンゴ。持ち帰ってしまいました。苔の除去に大活躍と言われるトゲアシガニと共に。。。
トゲアシガニ、めっちゃ警戒されてます。っていうか、砂かけられたりしてます。
見てください、この歩き方。こんな風に這いつくばって歩くんです。ただでさえイカツイ風貌なのに、動きが小刻みで、こんな風に這いつくばって歩かれたら、そりゃお魚さんもビビりますって。人間の私から見ても十分ブキミなのですから。へばりつかないで、もっと蟹らしく、立体的に歩いて欲しくないですか?
しかしこれも、自然界で身を守る術なのでしょう。だいたい自分が勝手に連れてきて、文句は言えません。私がこの子に望むのはただ一つ、苔職人としての仕事っぷりのみ!見た目は一切こだわりません!(グズグズ言って、ごめんなさい!)
とりあえず今の時点で分かったことは、移動速度、ハサミを動かすスピード、共に早いってことです。あまりシャイでなく、明るくても活動しているみたいですし、仕事をしてくれると良いのですが。。。
入海させました。まだご機嫌斜めのようです。オオバナサンゴ独特の膨らみがまるで見られません。
無造作に砂の上に放置するのもアレなんで、ちょこっとライブロックの上に置いてみました。
白いLEDが消える時間になりました。ぼんやり浮かぶピンクの浮き輪みたいで、個人的には可愛らしいなと思います。ただ、あまりにもサンゴがスカスカで、まだちょっと寂しいですね。
しかしショップで見たときは、もっと蛍光色に光っていたのに、うちの水槽では蛍光の怪しい光が見られません。なぜだろう。。。
時間の経過と共に、少しずつお肉がぷっくりしてきました。ピンクのタラコ唇みたいです。
私の中では、サンゴって、飼育難易度は高いのに、魚のように表情が豊かではない、って先入観があったのですが、この子を見る限り、なかなか表情豊かです。というか、魚以上に敏感で、意外と対話しがいがあるかも。。。。
ヤバいですね。。。深みにハマるのがコワくもあり、楽しみでもあり、という感じ。。。ただ、海水魚に初チャレンジした約1年前もそうだったのですが、きっと想像よりも甘くない世界なんじゃなかろうか、と思っています。ちょっとドキドキです。
追記:はなちゃんがトゲアシガニを「悪魔ちゃん」と命名。オオバナサンゴは「たらこちゃん」になりました。