BP魂、進行中。

他愛のない飼育記録から。。。

 

朝の餌やりです。

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餌を拡散させたくないのでマメフロートを使ってます。後で知ったのですが、同じ機能で格安のもの(樹脂製)がありました。うちでは魚は3匹なので、この方法でも餌が行き渡りますが、生体の数が多い水槽では、役に立たないグッズだと思います。以前、餌やりのときにポンプを止め、そのまま止めっぱなしにしてしまって以来、使うようになりましたが、意外と重宝しています。

 

マメにかけたわけではないですが、カタツムリのような超マメマメ貝を発見。どこから紛れ込んだのか、どなたかのお子様なのか分かりません。ルンバ君(マガキガイ)との比較でその小ささがお分かりいただけるでしょう。

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うちの水槽では非常に珍しい水景です。エメガニ、ヤエギン、フシウデサンゴモエビ、ピカソ、の4種がオオバナサンゴのタラコちゃんがくわえるクリルを狙う争奪戦です。

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タラコちゃんのところだけ見ると、文字通りエビをくわえたタラコ唇のようです。水槽の手入れが粗くなった某ショップから救出したオオバナさん。色揚げを狙いたいのですが、給餌がポイントかどうかは分かりません。微量元素が十分でない状態で給餌ばかりしていると、色褪せたまま肉が膨らむ、という説もあるようです。とりあえず何でも試してみるしかなさそうかな、と思ってます。救出、などと言いましたが、サンゴ初心者のうちに連れてきたことが、果たして救出にあたるのかは、なんとも。。。

 

ちょっと引いた絵だと、こんな風になります。フシウデサンゴモエビはどっかに行っちゃいました。オオバナサンゴはクリルを呑み込むのがめっちゃ遅いです。なんだかんだ、小一時間も張り付きで、ピンセットで刺客を追い払いながらクリルを死守しなければなりませんでした。

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最もアグレッシブに奪いに来たのはヤエギンですが、普段は夜行性で慎重派のフシウデサンゴモエビがピンセットで威嚇しても執拗に狙ってきたのには驚きました。

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ようやく口が閉じた後も、よじ登ってきて口をこじ開けてクリルを引きずり出そうとするほどです。

 

ブルー系LEDだけにしてから徐々に萎縮しつつあったサンゴイソギンですが、白色LEDを4時間点灯するようになってから復活しました。移動しなくて良かったです。

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パワーヘッドには網戸に使われる網を巻き、タイラップで固定しています。これがあると触手が巻き込まれる事故を防げます。

 

給餌から1時間後のタラコちゃん。ぷぅっとふくれてます。

f:id:hana-smile:20131026160257j:plainサンゴを始めるまで、サンゴは静的な生き物と思い込んでいた私。魚は色や形態が変わるものは少ないですが、サンゴはとても如実に表情を変える生き物なんだと知って以来、興味が尽きることのない対象です。それに、色揚げとか高度なレベルには到達できないかも知れませんが、色の変化には、とっても好奇心をくすぐられます。

 

さて、SPSを導入するためにバイオペレットリアクターを導入してから6日が経ちました。硝酸塩を測ってみると、だいたい3ppm(カラーが読みにくいので、だいたいです)。導入前の数値が5~6ppm程度なので、この短期間での成果としては期待以上で、この測定結果は正しいのだろうか?と疑ってしまいたくなるほどです。一週間未満で2ppmも落とせるなら、一ヶ月もしたらどうなっちゃうのでしょう?いや、試薬のばらつきもあるでしょうから、安心するのはまだ早いかも知れません。

 

BPR-JS300ですが、100L未満のうちの水槽に対して、たったの50mLのメディアで十分に行けるんではなかろうか?という気がしてきました。だとしたらポンプも、メーカー推奨の1000L/Hを無視して選択した600L/Hで正解だったのかも知れません。もし今後倍の100mLのメディアを回すことになったとしても600L/Hで余裕で行けると思います。

 

現在、アクア市場で一時期ほど盛り上がっていないかに見えるBPですが、成果が出た人、出ない人、むしろ悪化した人なども、もしかしたらいるのでは?と思います。が、正しく使ったときのポテンシャルは凄まじいものがあるのでは?とあらためて感じます。

 

BP素人の私が言うのもヘンですが、十分な流量が確保されない場合や、水槽内の溶存酸素が低い場合には事故の可能性も否めないようです。また導入前の水質が悪い場合、BPがネガティブな菌をも培養してしまうために悪化に拍車がかかってしまった事例などもあるようです。市販のバクテリア剤などを使って水槽内の生物相を多様化させるなど、きちんと手を打つことをお勧めしたいです。

 

って、、、、まるで使いこなしちゃってる人のように語ってますが、実は自分で確かめたわけではなく、色々調べたり、ぴろっく@師匠から教わったして得た知識でして。。。

 

あとは、メディアが消費されて小さくなってきたときなどの対応とか、まだ未経験のことが多く、今後どうなるか分かりませんが、また何か分かったことなどがあったら、ご報告したいと思います♪

 

追記:どこかの高校生のブログで、恥ずかしながら、初めて正しい試薬の読み方を知りました。今まで試験管の蓋を取らずに斜めからカラーを見ていたのですが、蓋を取って真上から見るものだったんですね。説明書にもそのまんま書かれてました。。。イケてなさ過ぎる私。。。。今まで試薬ってなんて使いづらいものなんだろうと不満に思っていたことが恥ずかしいです。。。

 

で、硝酸塩の結果は、やはり3ppmでした。はなちゃんにも見てもらい、2と5の中間ってことなので、3.5ppmくらいでしょうか。。。