サンプの清掃とちょっとした静音化(制震化)
サンプを掃除しました。実は前の水槽では、サンプの底のゴミの吸い出しはたまにやっていたものの、きちんとした掃除は半年に一度やれば良いくらいでした。
今回の水槽では、簡単にサンプと本水槽を切り離せる構造にしたおかげで、ラクチンにサンプの掃除ができます。
スキマーの足にスポンジを履かせて、ちょっとした静音化の工夫も。
揚水ポンプも大きなスポンジの上に乗せました。
水流ポンプも、5mmの発泡ゴムを噛ませて、振動の低減をはかりました。
こちらも。
ホースとサンプのガラス面が接するところに緩衝材を噛ませて、ブー音を低減。
サンプの下には百均で買った発泡シートのようなものを2枚重ねで敷きました。床への振動を絶縁し、静音化を図るのが目的です。成果は分かりません。夜間に周囲が静かなときでないと、静音化が図れたのかどうかが判断できません。後ほど確認したいと思います。
掃除って、やる前はメンドクサイけど、やった後は心が洗われる気分です。
クリーンなスキマーは、泡上がりも好調。じきにクリーミーなモワモワが出てくるでしょう。
さて。宣言通り、コケコケになっちゃった岩肌を、電動ドリルのヤスリビットでグリグリと除去。
先ほどの岩って、作業前は、この写真同様か、もっとひどいくらいの状態だったんですよ。この写真のライブロックも、この撮影後に作業しました。キレイになりましたが、ミドリイシが活着している岩なので、長時間は作業できず、何回かに分けてキレイにしていくことにします。
この作業はホント、やってみて良かったです。思ったより簡単ですし、とてもキレイになります。煮沸と違って、生物相も抹殺しません。ビットはコーナンでわずか380円くらい。これでエメガニをハタゴのご馳走にしちゃうこともなくなるでしょう。
はなちゃんがサテライトの周囲に紙を貼ってくれました。稚魚のおうちになってくれることを願い、ヒーターカバーを投入。まだ入ってくれてはいませんが、じきに慣れてくれると思います。そうそう。細かく砕いた人口餌を食べ始めました。この調子で爆食いまで行って欲しいです。
そうそう。コーラルカラーDの添加量に関して質問を出していたレッドシーから回答がありました。
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お問い合わせありがとうございます。
カラー添加剤の添加量はカルシウムの消費量によっても割り出せます。
リアクターをお使いの場合、4日間リアクターを止めて、その間のカルシウム減少量を消費量とします。
消費量20ppmに対し100リッターに本剤を1mlを添加して下さい。
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なるほど~。
きちんと回答いただけると、メーカーの誠意を感じますね。ありがたいことです。これでスッキリしました。引き続き、RCPの運用状況をこのブログにアップしたいと思います。
追記:昨日の朝、B-box Aquariumから届いたマグネシウムメディアをカルシウムリアクターに投入しましたが、本日の測定では1380でした。投入直前が1240だったのが僅か一日で一気に上がりました。これに伴ってCaも380→410へ。しかも炭酸の添加速度は遅くしているのでKHは15から13.7へと下降しています。それでもCaが上昇したわけですから、マグネシウムが上がるとカルシウムも上がる、というとどにゃさんのコメントを裏付けたことになります。
ところで!本日から4日間、カルシウムリアクターを停止し、換水も休止します。足し水だけは行います。本日の410という数値が4日後にいくつになっているかで、わが家の水槽の一日あたりのカルシウム消費量を割り出します。それに基づいてコーラルカラーDの添加量を決定します。
本日の測定では、以下のとおりです。
Ca: 410
Mg: 1380 (これを受けてマグネシウムメディアは少し減らしました)
KH: 13.7
わが家の水槽は、まだサンゴ数が少なく、大きさも小さいので、あんまり消費されないんじゃないかな~?なんて推測しているのですが、いずれにしても、パラメータの見える化って、興味深いですよね。感覚に依存しない運用って、自分には大切なことだと思ってます。感覚も大切ですが、そこまでの腕がない自分には見えてる方が安心ですね。数値はウソつきませんからね。
アレレ?ホンの数ヶ月前までは、あまり事細かく管理するのって好きじゃなくて、かなりドンブリ的な運用だったのに。。。自分、どうしちゃったんだろ。。。やっぱり、ただ飼う方向から、色を揚げたいっていう欲が出ちゃったからかな?
追追記:
静音化の効果、あったみたいです。実は新水槽は二階にあるのですが、一階の子供達のベッドの中の一台だけ、夜間、ちょっとだけですが二階にある水槽の音が気になるレベルで聞こえるようになってしまったのです。音と言うより、共振のような感じです。今回の改善で、どうやら解消できたようです。