高過ぎたKHをリセット矯正

f:id:hana-smile:20161001105449j:plain

前回の記事を書いた翌日に水槽リセットを決行しました。仕事が怒濤の忙しさだったので今日更新です。スキマーは分解してみて良かったです。インペラーにゴミがたっぷり詰まっていて、掃除後はパワーが上がりました。

 

リセット前のことですが、途中で計測をやめてしまいましたが、確実に18は軽く超えていたであろうKHによって、ピカソクラウンの皮膚は荒れ、ミドリイシは急速にペロペロと剥離が始まっていました。

 

おそらくは、カルシウムを供給しKHを上げるというマメカルシウムサンドを敷ながら、カルシウムリアクターがジャンジャン回したせいでKHが過多になったのだろうと思います。2日ほどはリアクターの炭酸添加を1滴/秒以下にしたものの、急速な白化が鈍化することはなく、リセットに踏み切ったわけです。

 

f:id:hana-smile:20161001105453j:plain

小型水槽に退避中の生体達。左下にあるミドリイシは根元からガンガンに白化が進行し、わずか4~5日ほどで完全に白化しました。

 

f:id:hana-smile:20161001105457j:plain

さてリセットによってマメカルシウムサンドを撤去し、普通のサンゴ砂に入れ替えた後です。写真は残った3つのミドリイシの一つです。他の2つは根元から白化したのに対し、これだけが先端から行ってます。でも白化はおそらく止まったように見えます。少なくともペロペロと急速にめくれていく感じではなくなりました。また部分白化はあるものの共肉自体はどちらかと言えばそこそこ良い具合の肉付きに見えます。

 

それにしてもリセットは丸々一日かかる大仕事でした。もうしばらくはカンベンな感じですね。

 

現在のところ、KHは10程度、カルシウムは330程度です。以前ほどではありませんが、KHはやはり高めです。なぜだろう。。。リセット前の水を部分的に引き継いだせいかも知れません。カルシウムが低いので、本当はもうちょっとリアクターをちゃんと回したいのですが、KHを上げたくないので回すのがこわいです。しばらくは様子を見てみるしかなさそうです。

 

追記:

海外フォーラムで大量換水でもKHが落ちないケースの情報がありました。ライブロックがバッファー剤が浸透してしまっているからなんだとか。で、時間と共に下がっていくので心配ない、とのことでした。おそらくは、未だに10程度を維持するKHは同じ理由なのではないだろうか?と推測しています。マメカルシウムサンドなるものが、いったい何からできているのかは分かりません。砂、というより、何かの結晶物のように見える感じでした。正直、色は不自然なほど白くキラキラしていますが、雰囲気的には普通のサンゴ砂の方がナチュラルな感じで水槽には違和感なく馴染む気がします。好みの問題もありますが。ところでこのマメなんちゃらに何が含まれているのか分からないだけに、バッファー剤うんぬんも推測でしかないんですけどね。でもとにかく今は下がるのをおとなしく待つしかなさそうです。