照度、微量元素、カーリー、などなど。。。

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サンプの下にホームセンターで買ってきた発泡ゴムのマットみたいなやつを敷いてみました。気休め程度ですが、きも~ち静音化に貢献したような。。。

 

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この写真はガラスに写った水槽を撮影しています。屋外の夜景とオーバーラップしています。こんな風に南からの太陽光が一定時間水槽の半分くらいに注ぐようになっているので、自然光スペクトルがミドリイシにおよぼす影響がとても気になります。

 

といっても、経験値の低い私には、どこからどこまでが自然光の影響だったのか、見分けることはできないでしょう。ただ、この水槽の子達は、自然界に晴天や雨天があるように、日々、変化する照度の中に身を置いています。それはたぶん、一般的なリーフキーパーが設定する環境とは異なると思います。良いか悪いかは分かりません。

 

管理された照明等で成育する野菜の生長が早いように、もしかしたらずっと均等な照度でぬくぬくと育てられた方が元気に育つのかも知れませんが、もし!常時均等でない明るさが何かしかのユニークな結果をもたらしたら面白いのにな~と勝手に想像しています。

 

たとえば、ですけど、日照が足りなかった日の翌日に日照が強くなると、エネルギーを十分に得られなかった反動で光合成パワーが爆発するとか。あるいは変化の中で生きているせいで、日照の変化に対する耐性が強くなったりだとか。ま、稚拙な想像かも知れませんが。。。

 

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この子は今私が期待している茶色っぽいミドリイシ。深い赤みが意外にもなかなか綺麗です。

 

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こちらは先端の2本ほどが白化してしまった個体。日に日に色が薄くなっていますが、過去にこのペースでパステル化した個体とは違って、共肉は割かしモリモリです。写真では分かりにくいですが。私、今までで白化を止めることができたのは、初めてかも知れません。いつもは剥がれ出したら止まりませんでした。

 

実は過去の失敗から、ただLEDで焼くだけではミドリイシは速攻で死んでしまう、と考えた私は、何らかの栄養を与えることにしました。今回は Amino Acid High Concentrate を添加しているのですが、共肉モリモリパワーについては、過去に使ったレッドシー系の添加剤よりも今回のZEOvit系の添加剤の方が効果がすごくて、この選択はナイスだったのでは?と思っています。

 

ただし、色が褪せているのか、パステル化しているのかが微妙です。いや、色の輝きは、どことなく徐々に失われて行っているように感じています。思い付いたのは、アミノ酸でもってとりあえず肉はモリモリしているので、生存はさせられそうですが、色に影響する微量元素が欠乏しているのでは?という推測です。

 

今、わが家のスキマーは水位、出力、排水の絞りの調整がとてもうまく行っていて、毎日良い具合に汚れが取れています。その一方で、異様に高くなったKHが未だに下がらないせいでカルシウムリアクターを回せないでいます。毎日4Lの換水は実施していますが、これでは微量元素の補充は微妙なところ。いや、足りてるのかも知れないですが、何かが起こっているとどこかに答えを求めちゃうんですよね。それが今回は、微量元素だと思い込んでいるわけです。

 

というわけで、同じくZEOvit系のTrace Element Complexを発注。カルシウムが絶対的に足りていなそうなのは我慢してもらって、とりあえずはこれを入れてみて、色具合に変化が見られるかどうかを見てみたいと思います。

 

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この貝が三浦海岸ではなちゃんの妹が採ってきた貝ですが、これがビックリするくらい良い仕事をします。この子が歩いたライブロックはその部分が真っ白です。渦巻きが横向きなので、シッタカの類とは違うみたいです。ちなみに右隣は同じく三浦海岸産のイソスジエビです。この子はモシャモシャした藻を食べるのでとても重宝するエビなのですが、今はその手の藻は生えなくなったので、残餌処理班として活躍してもらっています。透明で、何か食べると内臓に何か入っているのが外から見えます。でも!一匹が飛び出して死んでいたのを発見したとき、色は桜エビみたいなピンクになっていました。死ぬと透明じゃなくなるんですね。。。

 

そうそう。そういえば、某ペット〇〇〇で買ったハタゴと一緒にくっついて入海したライブロックにカーリー発見。そのせいか、ピカソクラウン達が大好きなハタゴに寄りつかなくなっています。アイプタシアXなるものを入手して、後日退治しようと思います。

 

KHが異常に高い現象について色々調べましたが、やはりKHを高く維持するバッファー剤がライブロックに浸透していて、換水をしてもKHが思ったほど下がらない、というのが、今一番考えられる原因です。KHが高過ぎるとカルシウムが沈殿する、ということらしいので、今の320~330程度の低いカルシウムレベルも、ここから来ているのだろうと思っています。換水頻度や量としては十分であろうと思いますが、それでも人工海水の基本のカルシウムレベルよりも低く出ているということは、何かしかがカルシウムの低下を助長してしまっているのでは?と考えるわけです。

 

バッファー剤ってどれくらいでライブロックから抜けてくれるんでしょう。。。少なくともここ一週間くらいはKHがずっと10程度を維持したままになっています。これがカルシウムリアクターを回し続けている結果なら問題はなさそうですが、カルシウムリアクターを空回し(炭酸供給を絶っている)でコレなので、やっぱフツーじゃない気がします。

 

とりあえずは、待つしかなさそうです。