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トリトンメソッドのテスト結果

トリトンメソッド

提出から約2.5週間後にトリトンメソッドのテスト結果が出ました。私が提出したタイミングが悪かったのでこれくらいかかりましたが、通常ですと火曜までの回収を水曜にドイツへ発送なので、うまいタイミングで送れば2週間くらいで出るのが普通だと思います。

 

結構色んな指摘出しが入りましたが、カルシウム、マグネシウムカリウムが必要量より低く出ていて、それらが「非常に重要」と示された改善項目の中に入っていました。全部いっぺんにはできないので、まずはこの3つから着手したいと思います。結果ページには、何をどのくらい、どの程度のスパンで添加する、というアドバイスも出ているので、それに従って専用の添加剤を取り寄せて対処することにします。

 

ちなみにカルシウムは推奨の440mg/lに対して370mg/l、マグネシウムは推奨の1370mg/lに対して1270mg/l、カリウムは推奨の400mg/lに対して355mg/lでした。

 

上記は単純に足せば良いので、さほど難しいとは思えません。しかし、なぜか、スズが規定量を大きく超えていました。この水槽では、一時期ZEOvitの添加剤なんかも入れていたことがあるのですが、ほかの金属系が規定の範囲内であることから、添加剤による影響ではないと思われます。

 

いったいどこからスズが混入したかは謎ですが、水中ポンプ以外で唯一海水との接触があるのは、水槽の蓋を乗せるために水槽の縁に引っかけているステンレス製の金具です。ステンレスは鉄とクロムの合金で、用途によって微量元素が添加されるといいます。耐食性を向上させるためにスズが添加されることもあるらしいのです。

 

まずはこの金具の代替になる方法を考えなければなりません。

 

本来0でなければならないスズが18.00μg/lも入っていたのですから、これが分かっただけでもトリトンの試験をやってみた価値がありました。もしかしたら先日の共肉後退もこのスズが遠因になっていた可能性はあるかなと。。。

 

本当はトリトンピュアソルトという人工海水で週15%を6週間の換水が推奨されているのですが、私の感覚では、この塩を買っても、絶対に使い切らないという読みから、おそらくはスズなんか入っていないであろう手持ちのヴィーソルトで6週間換水することにします。

 

これら以外で赤マーク(セーフは緑、注意は黄色)で出たのはリン酸塩で、0.018mg/lであるべきところが0.386mg/lでしたが、海藻を育てるという目的でわざと餌をばらまいていたので(ときにはサンプのリフジウムスペースに直接ぶっこみました)、これは想定内です。これを機に給餌量を一気に減らしてみようと思います。それでも次回の試験で多めに出たら、今度は少量のローワフォスで調整します。

 

そのほかで言うと、ホウ素がやや少なめ、亜鉛がやや多め、ヨウ素が少なめ、くらいで、全体的には思っていたほど悪くはなかった印象です。

 

トリトンの検査は初めて受けましたが、皆さんおっしゃるように、見えないものが見えるのはとっても安心感があります。思うのは、何もシステム全体をトリトンにする必要はなくて、検査頻度も毎月とかである必要もなくて、受けたいときに受けて、足りないものを足す、または過剰なものを対処する、という単純な目的で十分なのでは?という気がします。というのは、微量元素の過不足を提示してくれるのは非常に有効ですが、微量元素の調整のためには、必ずしもトリトンの推奨システムが必須だとは思えないからです。たぶんシステムうんぬんは別として、トリトンの添加剤を買って不足分を入れれば良いだけだと思うので。

 

たとえば、我が家の水槽に限って言えば、おそらくはスズ過剰の問題だけ解決すれば、カルシウムとかはやや低いですが、顕著に健康を害するレベルではないと思うんですね。なので、キープするだけならスズの問題解決だけでなんとか行ける気がします。そこからさらに改善するなら、Ca、Mg、Kを、もっと海の組成に近くするならその他の微量元素を個々に調整、という風になるんでしょうけど、そこまでのレベルが絶対に必要かというと、そこはもうホビーとしてキーパーが何をもって良しとするかによるかなと思うんですね。

 

ただ、そうは言っても、私のような細かいことを分かっていない人間には、とてもわかりやすい指針を与えてくれて、本当に素晴らしいです。検査結果から得られる情報とか、個々のタンクの状況にカスタマイズされた改善指針は極めて利用価値が高いと思います。

 

特定の微量元素にどのような役割があって、今のあなたの水槽では、何を何ml、何日に分けて添加、とか、そこまで提示してくれるので、キーパーの思い込みによる過剰添加とかを回避したり、添加剤の重複などによる問題も避けられると思います。

 

私のように問題への嗅覚が鋭くない人間にとってみれば、これほどありがたいことはありません。

 

ただしそれらの結果や指針が日本語化されていないのは日本のユーザーを遠ざけてしまう要因になっちゃうかな~?というのはちょっとだけ思います。グーグル翻訳などでも対応できますが、あの手の自動翻訳ってたまにイマイチだったりするんですよね。

 

というわけで、まずはCa、Mg、Kの調整と、過剰スズ対策をして、それだけで1.5ヶ月はかかりますので、またその後に検査に出してみたいと思います。