パイロットミドリイシ観察

リセット後のパイロットミドリイシの調子を注意深く見守っています。

 

初めてミドリイシをタンクに入れた頃、色が薄くなっていくのを見て、色が揚がっていると勘違いし、そのまま焦がしてしまったことがありました。今では入会直後に色が明るくなると、弱らせちゃっていないか恐怖心を抱いてしまいます。

 

たとえば緑が黄緑になるとき、艶が失われていないか、共肉が薄くなっていないかを注意しています。

 

今回は、それらの兆候はないですが、気持ち色が黄緑寄りに傾いたようなので、照明の上限を70%くらいに下げました。あとは念のためCoral VitalizerとAmino Acid Concentrateをちょっぴりずつ入れています。この2つは共肉をモリモリにする効果があるので保護の役割を果たしてくれるかなと。

 

グラッシーコアリーフですが、他の最新LEDを使ったことがないので比較できないのですが、自分的にはなんて使いやすいんだと感動してます。たぶんLEDユーザーの方々なら当たり前のことだと思いますが、好みの色を自在に作れたり、好きな強度にさっと変更できるのは良いですね。これの前が調光なしのT5だったので特にそう思います。

 

オートトップオフ(足し水機構)の金属センサーを除去し、樹脂製の浮きを使って制御する方法に変えました。この浮きが下がると自動でRO水が解放されるので、ROの勢いを弱めるためにバルブを噛ませてあります。我が家はドーシングポンプで毎日6Lの自動換水を行っているので(1.5時間かけて抜き、1.5時間かけて足す)、その換水の時間帯は浮きが下がっても水が解放されないよう、電磁弁でRO水を遮断しています。

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こちらは塩化カルシウムです。海外の有名なリーファーでハーバード大の化学博士号を持つRandy Holmes-Farleyという人がDIYのカルシウム・アルカリ・マグネシウム添加剤の作り方を公開していまして、Bulk Reef SupplyのTwo Partドーシング剤もこの人の考案した方法で作られているんですが、今回、それを作ってみようと思います。

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必要なのは、塩化カルシウム二水和物(カルシウム添加剤の材料)、重曹(アルカリ添加剤の材料)、エプソムソルト(マグネシウム剤の材料)です。説明を読む限り作り方は全然難しくなく、かなり多くのリーファーがこの方法でカルシウム等のバランスを取っているようです。塩化カルシウム以外の材料がそろい次第作ってみたいと思います。市販品よりも破格の安さで作れます。

 

夜の水槽です。ミドリイシってどうしてこんなに弱い光なのに蛍光に光るんだろう。不思議です。

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マージンドコーラルフィッシュにホワイトソックスがたかってツマツマしてくれてます。癒されるわ~。

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 今日の昼間にサンプのホソジュズモからヨコエビを採取してメインタンクに入れた後の様子です。本当は大食漢のマージンドコーラルフィッシュがムシャムシャ食べるところを撮りたかったのですが、撮れたのはロブストバタフライがちょこっとついているところだけでした。うちの水槽では、シマヤッコ、マージンドコーラルフィッシュ、ロブストバタフライ、マンダリンがヨコエビ大好きです。

この動画ではロブストがちょこっと突いただけですが、普段はこの子もバクバク食べます。

 

余談ですが、アサリと人工餌で練り餌を作って貝殻に塗って凍らせたものを定期的に与えていたら、だいたい全部の子が海藻70は食べるようになりました。

 

マンダリンは最初の3か月間くらいはずっとホワイトシュリンプやブラインシュリンプが底に到達する程度にばらまいてやって、それを食べていましたが、今はある程度メインタンクにヨコエビが沸いているのと、他の子同様、海藻70はちょっとずつ食べるようになっています。

 

この中でポリプを突くのはシマヤッコだけで、他の子は全てポリプに関心なしです。とりあえず魚達もパワーバランスがとれていて、平和なので、あとは本当にミドリイシが安定して飼えるようになりたいです。