水流変更

チタニウムヒーターが届きました。
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BRSのレビュー動画ではすこぶる安定していることが検証されています。

ですが、米国アマゾンのレビューでは、若干ですが誤差があるとか、スイッチが戻らず崩壊したといったコメントも見受けられたので、念のため動作確認をしました。幸いにして届いたヒーターのサーモスタットは2台とも極めて正確でした。ちなみに日本のコンセントでも全く問題なく使用できました。

海外フォーラムでヒーターを交換したら錫が検出されなくなったという記事を見かけて購入を決意したのですが、実際には何の関係もない可能性もあります。その記事ではチタンヒーターで改善したというわけではなく、ただ交換したとしか書かれていません。早速投入しましたが、冬まで動作することはないでしょう。

追加の水流ポンプ、Coral Box QP5も届いたのですが、こちらは思っていたより小さく、パワーもそれほどでもなかったので、追加しただけでなく既存の2つのメインポンプも強めました。

実は追加の2つのポンプを発注したときは、合計4つのポンプを使って、左右、上下、奥行きの全ての方向に水を攪拌し、淀みを解消することを狙っていました。この時は、ただ単に左右にポンプを配置しただけでは、押された水がまた戻されて、鮮度の低い水がミドリイシに何度も当たるのでは?と考えていました。また、水槽内で上下の層ができたり、あるいは手前の層、奥の層のように、ただ水がゆらゆらと動いているだけで、きちんと鮮度の高い水が入れ替わっていないのでは?ということも考えました。なので小さなポンプでも狙いの角度で攪拌できれば良いと思っていました。たとえば左手前の水を左奥の上層へ移動し、そこから左側のポンプで右へ、右奥の水を右手前の上層へ、右側のポンプで左へ、またそれらの総合的な水の動きによって水槽の底面では負圧による大きな流れができる?みたいに水流を立体的にデザインすることで、酸素を含むガス交換、栄養の攪拌をしっかりと行うことを意図していました。

ですが、前回の記事で書いたように、流速自体を速めることで光合成効率があがることが検証されているので、その用途で言えば、もっと強いポンプにしておくべきでした。

我が家の水槽への屋内外の環境からの光を抑制するために、遮光シートを買ってきました。
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これを使って、屋外、屋内、灯具からの光を12時間に制限することにしました。これまでは16時間以上もダラダラと光がミドリイシに当たり続けていましたから、ミドリイシの色が褪せる方向に傾く傾向がありました。照射時間の短縮によってどう変わるのかを見てみたいと思います。

昨日入海させたピンクイシですが、やや暗めのブルー照明下で見た方が明るい光で見るより綺麗です。淡い桜色がぼんやりと浮かび上がります。シマヤッコの黄色いヒレブルーライト下ではほんのり明るく見えます。スキューバなどで実際に潜ってみると、こんな感じに見えるのでしょうか。。。。これはこれで悪くない感じだと思います。
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ミドリイシの飼育に関しては、ほんとに失敗しまくっていますので、ここいらでなんとか安定飼育につながって欲しいです。