色々チャレンジ中(スキマーエア絞り、循環量増加、プロバイオティクス、スパとUV)

最近の水景

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STNが進行していたウスエダを分解したので、ウスエダ養殖場のようになってしまいました。

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幸いにしてSTNは止まりました。

 

ポンプを全開にするとシャバシャバになって汚れが取れなくなってしまうReeflive V-spec 500の吸気パイプにエアー調整バルブ(H&Sスキマー用)を装着し、エアの吸入を絞ってみました。

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泡質は粗めなものの、ポンプ全開でもコンスタントに汚れが取れるようになりました。

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今のスキマーで、最大の費用効果でスキミング効率を上げるには、メインタンクとサンプの循環量を最大化するしかないように思われます。循環量を上げるとスキミング効率が上がる、というのは人から聞いた話なので、自分では確かめたことがありません。しかしおそらくは、循環量が上がることでメインタンクとサンプの水質差がなくなり、いわば、あたかもメインタンクの中にスキマーを直接ぶち込んでいるといっても良いくらいの水質が得られる、ということなのかも知れません。

 

現在使っているベクトラL1を最大に近い流量で回すことができれば、時間10回転近い循環量が確保できます。

 

果たしてそんなことが可能なのか?を確かめるために、ベクトラL1をマックスで回してみました。

 

結果、マックス循環は可能でした。ただし、三重管のスリットからは水を飲みこみ切らず、三重管の真上からドーっと水が落ち込む感じです。ですが、一度喉元を通ってしまえば、そのままサンプに落とし込むことは可能でした。ただし、水位は三重管の上になってしまうので、水位はフランジぎりぎりです。

 

これを回避するために、現在、生麦海水魚センターさんに相談し、アウター管、インナー管、給水管の三本を全てこちらの希望する長さでカットしてもらった状態で三重管1セットを新規購入する方向で検討しています。

 

もしこの方法で本当にスキミング効率が上がるなら、スキマーを買い替えるよりもはるかに安いですから、チャレンジする価値は十分にあります。納期が2週間くらいかかるそうなので、また結果をご報告します。

 

さて、最近、もう一つ試したことがあります。Dr. TimのEco Balanceという添加剤?バクテリア剤?を米国のアマゾンから直輸入して添加しました。日本でも購入可能ですが、米国アマゾンから輸入すれば、日本同等の料金で1Lくらい買えます。

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これが実に驚くべき効果を発揮しました。

 

こちらのフォーラムでDr. Tim氏が語ることによれば、なんとこのプロバイオティクス成分によりビブリオを抑制する効果があるんだとか。。。ビブリオに効果ですよ?それってすごくないですか?魚にとっては病気の抑制に、ミドリイシにとってはSTNやRTNの抑制が期待できるかも知れないってことですよね?そんなのホントにあるんだろうか?

 

ってことで、他の海外フォーラムでこういった効果が本当にあるのかどうか調べてみました。

 

結果はさんざんです。通常、通好みのフォーラムでは、この手の添加剤はSnake Oil(スネークオイル)、つまり、「まゆつばもの」の類として一蹴されているようです。エコバランスについても同様、別に入れても害はないだろうけど、皆さん効果は期待していない、というのが大半の意見でした。

 

さて、1回目の添加のときには、説明書を無視し、ただ単に添加しただけでした。量的には結構入れました。結果、目に見えた変化はなにもありませんでした。

 

2回目、最大量(10ガロンに対して10ml)よりもうんと少ない10mlを添加(うちは80ガロンあるので、最大8杯入れても良いはず)。しかし今回、6時間スキマーを止めました。説明では12~24時間スキマーを止める、と書かれていますが、さすがにそんなに長くスキマーを止めるのはアンモニアが怖くてできませんでした。

 

しかし!3時間を超えたあたりから、ポリプがモリモリ出てくる現象が。。。

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この子はもともとすっごくポリプが出てるタイプでしたが、さらに出ました。

 

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こちらも元々のポリプに比べて、一気に出ました。

 

ホントかいな?ってことで別の日に3回目の添加を敢行。

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こんな風に、STNを止めるべくフラグ化したウスエダに、短いポリプが出始めました。この状態は添加時だけでなく、日によって多少の差はありますが、今も持続しています。

 

こちらのスゲも、ほぼほぼ飼い主にしか分からないレベルですが、添加前より明らかにポリプが出るようになりました。

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くれぐれも、うちのタンクと同じ変化が他のタンクでも出るかどうかは分からないので、自己責任でお願いしますね。うちではこの添加剤は継続決定です。

 

さて、こちらはスパスラータのフラグ。届いた日には既にこんな色でしたが、果たしてここから色揚げできるのかどうか、中華製の365nm UVにて実験予定です。

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スパは国内外ともにメタハラでの成功事例がいくつかありますが、メタハラにあってLEDにないものと言えば、LEDよりももっと広いUVレンジ、赤外線レンジのどちらかだと思います。スパは水深5mあたりにいるとのことなので、さすがに赤外線が届いているかどうかは微妙です。となれば、試してみるべきは通常のLEDで言うところの390nmとか400nmとかよりももっと低い数値のUV域ではなかろうか?という仮説のもとに、UVを試すことにしました。とはいえ、本当にそれが決定打になるかどうか分からないものに投資をするのは勇気がいるので、まずは格安の中華UV LEDで試すというわけです。

 

LEDの進化と言えば、最近、京セラのLEDが話題を集めていますよね?実は赤・緑・青の従来のLEDに紫を足した4色LEDというのは京セラだけでなく、今後、各LEDメーカーが注力する分野として注目されています。おそらく、将来的にはアクアリウムLED各社もこの流れに追随するものと思われます。早くそうなって廉価版が出ないかな?と期待しているのですが、まだ先になるかも知れません。

 

いずれにしても、今はまずこの365nmのLEDでどこまで行けるのかを試してみたいと思います。

 

さて、話は変わって、下の写真は、はなちゃんの妹がホワイトソックスにツマツマしてもらっている様子です。

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癒されるわ~♪