ロブスト放流
少し前に導入したブルーのミドリイシについて、ちょっと気付いたことがありました。普通、ミドリイシのポリプは手に触れたときや何かの衝撃を与えたときにスッと引っ込むものですが、このミドリイシだけは、水槽に手を突っ込んだだけでポリプが引っ込むのです。
下の写真はポリプが出ている普段の状態です。
触れてもいないのにポリプ引っ込めるって、どんだけ敏感なのよ!と思いません?
なので、たとえば餌付けのために餌をバラまいただけでも、ポリプが縮んだりします。
そこで考えました。もしやっ!サンプへの落水箇所にフィルターソックス(フィルターバッグ)を履かせて、メインタンクのダスト量を減らせば、この子のポリプはもっと奔放にボサボサと伸びてくれるのではないだろうか?と。。。
なもんで、実験大好き♪ な私はやってみました。
なんで穴あけてんのよ、って?それは、装着後わずか2日でソックスの上から水が溢れ、部屋を水浸しにしたからです。このソックスは200ミクロンのきめ細かさ。塵がバンバン舞ううちのタンクでは、あっという間に目詰まりしてしまいます。そこで、穴をあけて、目詰まりしても、海水がサンプの中に落ちるようにしたのです。
で、確かに、メインタンクの塵は非常に減りました。見栄えは断然こちらの方が良いです。が、、、例の敏感ブルーミドリイシのポリプ具合は、今のところ変化なしです。。。1~2日でソックスを履き替えさせる必要ができて、面倒な仕事が増えたのと、塵の少ないクリーンなディスプレイタンク、、、どちらを取るかは悩ましい。。。。
さて、先日から継続していたロブストバタフライへの餌付け(餌やり頻度の増加)によって、タンクはこんな風に。。。
しかしロブストを落ち着かせたかったので、水槽には手を突っ込まず、ガラス面は惨憺たる有様です。
しかし、そもそもそれほど物おじせず、食欲も旺盛なロブストなので、百均ケースの中で難なくスペシャル練り餌を食べ始めたため、放流しました。
ロブストって、ちっさい頃はほんとにやせっぽちで、ちょっと貧相な感じなんですよ。最初この子の一代目を買ったときは、この子には申し訳ないですが、う~ん、この貧相な子にこれだけ支払ってしまったか、、、と思ってしまったものでした。
下がベビーから少年になった頃のロブストの写真なのですが、なかなか凛々しく成長するんですよ。こんな風に。
人の好みってそれぞれなので、チョウの割には地味って思う人もいると思うんですが、自分的にはなんか好きなんですよね。
この子が入ったことによる水槽内パワーバランスの乱れはありませんでした。うちのタンクでは、マージンドコーラルフィッシュとピカソクラウンが2大ボスですが、どちらも自分のテリトリーに入られるのは嫌ですが、必要以上に追い回したりはしないので、あまり攻撃性は高くありません。なので、ちっこいのが一匹入ったくらい何ら気にしていない様子です。
このままスクスク育っておくれ♪