チェルモン、特訓中

先日入海のチェルモンに餌付けしております。

一番がっつくのはイトメ、次にアサリですが、とりあえずアサリの殻に塗ってあれば何でも突いてくる習性を利用して、アサリ、クリル、ペレット、フレークなんかを混ぜ合わせたミックス餌を突かせています。

殻は底に置いても良いんですが、そうすると大食漢のマージンドコーラルフィッシュが、オラオラとチェルモンをどかして食べるんですね。で、手からだと、なぜか、マージンドコーラルフィッシュがオラオラにならずに、うまくシェアさせてくれるのです。

このまま2~3か月かけて、徐々に乾燥餌のミックス比率を上げていき、行く行くはペレットやフレークに持っていきたいと思います。それができなくても、とりあえず、こんな感じで食べてくれているので、それはそれでかわいいし、オーケーです。この方法ならあまり無駄も出ないし、そろそろ給餌量を標準に戻して行こうかな。。。

 

このまま餌の大量投下を続けると、マージンドコーラルフィッシュがふくよやかになりすぎます。娘がピノと名付けたこの子は、もうムチムチになり過ぎて、ピノという名前が似合わなくなっていて、いっそ「社長」と改名しても良いくらいです。

 

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さて、石灰藻が増えるようにカルシウム、マグネシウム、アルカリ度を調整して、他の苔を駆逐する作戦ですが、まずまず、うまく行っている気がします。前よりも変な苔が岩に出にくくなってきた気がします。肝心の石灰藻ですが、ところどころに小さく出始めました。パラメータを調整しただけなのに、反応が早いです。

栄養塩は、ウォッカが良い感じでバクテリアを増殖させてくれているようで、怒涛の給餌を続けながらも硝酸塩が3~7くらい、リン酸塩が0~0.03くらいで推移しています。現在、約300Lに対して、1日2滴か、水槽の汚れが目立つ日には3滴くらいポタポタしています。

カンギクガイも相変わらず地味にキラリと光る仕事をしてくれていて、歩いた痕がくっきり残る(なにも残らない)ほどの活躍ぶりです。ですが、先日、トゲアシガニがカンギクガイの殻をかっぽじって、身をおいしく召し上がっている姿を目撃してしまいました!早速捕獲してお仕置き部屋(サンプ)に転籍してもらいました。現在、この水槽には70匹程度のカンギクガイがいますが、こんなに良い仕事をする英雄たちをペロッと召し上がられては、たまりません。トゲアシガニもそれなりに仕事をしますが、するときとしないときのムラが大きく、仕事の質も量もカンギクガイには及びません。

このカンギクガイのうち、20匹はチャームから、50匹はヤフオクで沖縄から買いましたが、出品者はどうやら水産会社(漁業の会社?)のようなんですね。地域によっては、カンギクガイ、シッタカ、マガキガイなどを食べるようなので、おそらくは食用に収穫したものを販売しているのではないかと思います。たぶん食用で卸すよりペットとしてヤフオクに出した方が良い値段でさばけるのではないでしょうか。。。

しかし食ってみたいな~。結構うまいんじゃないかな~。さすがに今水槽に入っている職人をペロッと召し上がっては、進撃の巨人ちっくでどうもいやらしいので、手は出せないのですが、本音を言えば、思わず召し上がっちゃったトゲアシガニの気持ちも分からないでもない。。。。いつかどこかの漁港なんかで見かけたら食べたい。。。。

基本、貝っておいしいんですよね。あの独特のムチっとした弾力と、うまみ成分がギュッと詰まったテイスト。バター醤油なんかで食ったら最高なんだろうな~♪

って、なんの話をしてるんでしょうか。。。

とにかくチェルモンちゃんもうまく徐々に肉付き良くなりつつあるし、良かった良かった。。。