ダイノス対策:UV殺菌開始

とある大先輩からご連絡いただき、ダイノスでは?とのご指摘をいただきました。症状をうかがうと、さくっとダイノス確定でした!

 

そうなると、前回の記事で書いた超低栄養塩で枯渇させる作戦は全く通用しなくなります。大先輩が収集してくださった情報と、海外のダイノス情報を照らし合わせても、低栄養塩だとダイノスに対抗する苔やバクテリアが枯渇し、かえってはびこってしまう、ということでした。

 

栄養塩はそこそこあった方が良いし、炭素源の添加(うちはウォッカドーシング)はやめた方が良いなど、今うちでやっていることが、完璧にヘナチョコであったことが判明。早速、今すぐできる対策に取り掛かります。

 

- 数時間スキマーを止めて、取り急ぎ栄養塩をちょっと上げます。

- ウォッカドーシングはせっかく希釈してドーシング設定をしましたが中断(また栄養塩が高くなってきたら、ちょっとづつ再開)

- UV殺菌開始

 

なんと、自分はずーっとUV殺菌灯なんか持ってないって思ってたんですが、むか~し、RO/DIユニットをアメリカから輸入したときにUV灯がついていたのを思い出しました。その当時、RO/DIにUV灯なんて意味ないんじゃん?って記事をどこかで見かけて、それっきり倉庫に眠っていたのです。コンセントを差し込むと、なんと眠りから目を覚まし、怪しげな光をちゃんと放ちます。

 

これがまた原始的な装置で、内部を水がグルグル回るのとかはなくて、ただのUV管をパイプで被覆しただけ、その中を水が通るだけ、という至ってシンプルなものです。コレ、、、ホントに効くんだろうか、、、水300L以上あるけど。。。

 

しかし通水方法は一瞬悩みました。ROユニットに接続するパイプ径なので、これに接続するポンプがないように思えます。かといって、手持ちがあるのにわざわざ市販品にお金を払うのはバカバカしいので、これまた非常に原始的な方法で解決することにしました。

 

よくカルシウムリアクターで、タンク上部からサンプに海水を落とすときとか、底砂掃除のポンプなんかで使う、水の給水口と排水口の高低差を利用した通水方法を使えば、ポンプは要りません。

 

ディスプレイタンクにパイプを突っ込んで給水側をタイで固定し、UVに通してから、サンプに落ちるようにセットし、排水部をパクっとくわえてチューっと吸います。海水が飛び出してくる直前に口を放さなければならないのですが、RO用の管は透明ではないので、どこまで海水が来ているのか分かりません。スゲーどきどきしながら吸って、ここだっ!というタイミングでウォリャッと口を放します。

 

。。。。。

 

来ました!ビューっと海水がサンプに落ち始めました。この方法で水をゴックンしちゃった経験がある方なら、この時の私の鼓動の高鳴りが理解できるでしょう。

 

行ける!!!行けるぞ!!!オマエの力を見せてくれ~!!!

 

というわけで、こんな感じ

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地味~にコツコツがんばってね♪