ものすごくゆっくり回復中

現在のタンクです。

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ご覧の通り、そこ砂もライブロックもダイノスにやられてます。が、復活の兆しもあります。

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こんな風に、ライブロックにトロロ藻が生え始め、通常ならカンギクガイがバリバリ食っちゃうところですが、ダイノスが絡んだトロロ藻はあまり食べてくれません。そこで、消灯後にシュポシュポで吹き飛ばしてやると、かろうじて食べてくれます。そうやってカンギクガイが歩いた痕が、上の写真のように岩肌が見えているわけです。

 

ダイノスが全力ではびこっている状態だと、カンギクガイが食べても翌日には岩を覆いつくしますが、最近では、こんな風に岩肌が見えている部分をダイノスが覆わなくなりました。こんな見た目でも、まだダイノスの全盛期よりかはマシなのです。

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それと追加投入した10匹のマガキガイもとても良い仕事をしてくれています。こんな風に、食べた箇所が白くなっています。もちろん、ダイノスは食べても食べても復活するので、即効性は期待できないのですが、ダイノス優位の水槽環境を少しずつ変えてくれればと思っています。

 

スキマーも殺菌灯も撤去してから半月ほど経過していますが、ようやく硝酸塩が1くらいになってきました。逆に数日前に0.1であったアンモニアはゼロになっています。硝酸塩は2~3くらいまで上げたいのですが、相変わらず餌はクソいっぱい投下し続けているにも関わらず、なかなか上がってきません。

 

完全に餌付けを完了したチェルモンですが、今日はたまたま酸化防止のために冷凍庫に保管しておいたニチドウのメディフィッシュをあげてみたところ、この餌、めっちゃ食います!初めてあげたにも関わらず、吐き出しもせずにパクパク食べます。たまたまこの固体との相性が良いだけかも知れませんが、水槽内を浮くでもない沈むでもない絶妙な浮遊感で漂うので、粒餌の中では、格段にチェルモンの目に留まりやすいのかも知れないし、原材料もブラインの卵だったりオキアミだったり、チョウの好みそうな原料で、かつ免疫力を上げると言われているラクトフェリンまで入っています。この餌、我が家の定番として復活を果たしそうです。

 

あとは、この子をショップで見たときからそうなんですが、クリルが大好きで、砕いてばらまくと、身だけでなく、殻も好んで食べてくれます。

 

デルマリンEXも食べますが、この餌は沈むのが早すぎて、底砂に落ちたのを、一通りの浮遊系の餌を食べ終わってから、ついばみに行く感じです。デルマリンはそこまで嗜好性が高いようには感じませんでしたが、アサリの殻に塗ったミックス餌の中に混ぜていたので馴染んでくれたという感じです。最近では色んな餌がプロバイオティクスを謳っていますが、この餌もその一つなので、ま、健康には良いんじゃないかと。。。

 

そんなわけで、少~しずつですが、ダイノスは減退傾向にありますが、このままダイノスに対抗する藻類なんかがうまく育ってくれたら、良い感じに縮小してくれそうな気配がしてきました。今硝酸塩が1でこの感じなら、硝酸塩が2か3くらいになったら、もっと良い感じになるんだろうか?もしかしてUV殺菌灯は注文する必要がなかったのでは?などと、色々考えてしまいます。ただ、ここ数日間で硝酸塩がゼロから1になったということは、同様のペースで今後数日間以内に1から2に上がる可能性もあるので、硝酸塩は注意深くモニターし続けなければならないかな?と思っています。

 

ちょっと面白いな~と思ったのは、うちのタンクの中のいくつかのミドリイシの濃さが、硝酸塩のレベルと連動してるんですね。硝酸塩がゼロだと色が薄く、硝酸塩が上がってくると濃くなります。それを眺めながら、今の硝酸塩はおそらくこれくらい?みたいに推測してみたりしています。