硫化水素(猛毒)発生

下の写真は2日前のものです。水槽がずいぶん汚れています。

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しかし驚いたのは、わが家の家庭用自動掃除機「ルンバくん」(マガキ貝)が垂直の水槽に挑んでいることです。ルンバくんは床専用と思っていたのに、壁までクリーニングできるんです。

 

そんなわけで、今朝は水槽の内面を激落ち君で掃除。と~ってもキレイになりました。その際、デニパックを撤去しました。

水槽の底砂を掃除する際、中から灰色の砂が出てくることを不思議に思い、色々と調べてみると、どうやらデニパックが原因である可能性が高い。デニパックは嫌気性バクテリアの餌となり、嫌気性バクテリアが硝酸塩を窒素ガスへと分解する、ということなのですが、この嫌気層の灰色の底砂が臭い!底砂掃除のときに吸い取る水が臭い!

今日抜き取ったデニパックも鼻が曲がるほど硫黄臭い!嫌気層=硫化水素ではないが、この臭いは間違いなく硫化水素の臭いであって、人にも魚にも有毒であるらしい。

デニが有効に機能している報告も多いのですが、ネガティブなレポートもあって、それはデニによって水槽のバランスが崩れたというもの。おそらくわが家も同じ状況。嫌気層が硫化水素の発生源となっている可能性あり。

 

というわけで、

1.デニ撤去

2.シャワーパイプの調整による酸素供給量増(嫌気層対策)

3.頻繁な換水(これはこれまでもやっているので継続)

という対策を取ることに。

 

くれぐれもデニ=硫化水素ではないので、誤解のないよう。上に書いたことは全て仮説です。詳しいことは分からないが、わが家の環境では嫌気層が過剰に形成され、そこから硫化水素が発生したのでは?と推測している。と言っても、デニ除去後の経過を見ない限り、本当にデニが関与したかどうかも定かではない。

 

まだまだ勉強中。