KHにまつわる怪奇現象
このところずっと下がらないKHに頭を悩ませています。KHを消費させるためにミドリイシを5個投入しましたが、それでもKHは思ったように下がってくれませんでした。そればかりか、先日は実に不可解な現象が起きました。
比重が高くなったので水槽の海水をRO/DI水で希釈したのですが、1日後にKHを計ってみると、1日前に8.6だったKHが9程度にまで上がっているのです。比重を下げたのに、、、上がるKH、、、ミドリイシを増やしてるのに、、、上がるKH、、、
超高KHによって長年飼ってきた主役級の魚を失い、3つのフラグミドリイシを全部ダメにしてしまった苦い記憶が脳裏をよぎります。なぜKHを上げるような器具や添加物が一切ないのにKHが上がるのか、、、どうしたらこの奇妙な現象から逃れられるのか、、、急に怖くなってRO/DIのKHを試薬で計ったりもしてみました。もちろんKHなどありませんでした。その後は夜中までネットで検索をしまくりました。
そして海外のフォーラムで一つの記事に出くわしました。底砂を撤去したらKHが低下し始めた、という書き込みです。
サンゴ砂はPH7.5以下になると溶融を開始する、この現象を人工的に作り出すことでカルシウムとKHを水槽に供給するのがカルシウムリアクターですが、底砂も一定の厚さ以上になると通水性が著しく下がり、それにともなって酸素が不足することでPHが下がり、サンゴ砂の溶融が起こる、という仕組みのようです。つまり、特殊な器具や添加剤がなくても、サンゴ砂を一定の厚み以上に敷いている水槽では、常に一定のカルシウムとKHが供給されていることになります。
わが家の隠れたKH生産施設はここだっ!と見切った私は、深夜にせっせと底砂の除去を開始しました。私は底砂の景観が好きなので、5~7mmくらいの薄さでサンゴ砂を残し、レイアウトを戻してから就寝しました。
朝、ちょっとワクワクした気持ちでKHを測定。ま、まだ数時間しか経ってないし、下がってないと思うけど、もし下がっててくれたら嬉しいなぁ~♪なんて思いながら。
。。。。。
9.2
って、あがっとるやないか~っ!!!
( ̄□ ̄;)!!
。。。。な、、、なぜに、、、、どげんして、こないなことに、、、、
呪われてる。。。。この水槽は、呪われてる。。。。
KHの祟りじゃ。。。。xksjI"$(%)=)DSRN>>JKD<<`@]@\=~!#
(私の中のスーパー勘ピューターが完全にイカレてしまいました。。。)
そして廃人のようにたたずむはなちゃんパパ。。。
燃えたよ。。。
まっ白に。。。燃えつきた。。。
まっ白な灰に。。。
ル~ル~ルル~ル~♪(夜明けのスキャット)
しばらく水槽を前にして動けない私。。。。しかし再び勘ピューターがリブート!
いや、昨日底砂が舞った、そのときに擦れ合ったサンゴ砂からカルシウムとKHが溶融したに違いない!それとも底砂内部の汚れが取り除かれたことによって酸の成分が除去され、水槽がアルカリ寄りに傾いたためだ!そうだ!そうに違いない!
立て!立つんだジョー!!!
というわけで。あと数日、針のむしろに立たされた気分でKHの推移を見守りたいと思います。
私のアクアライフ、軽~く崖っぷち?