チャンピオンズ

勝った。。。勝ちました。。。。

 

飽くなき高KHとの戦いに。。。

 

底砂を5mm厚程度まで減らし、底砂内のPH低下に伴う珊瑚砂の溶解を食い止めて、ついにKHが減少に転じました。

 

さあ皆さん、歌いましょう。Queenで「Champions(邦題:伝説のチャンピオン)」

 

カマンッ!

 

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We~~are the champions my friends♪

ジャ~ン、ジャ~ン

And we~~'ll keep on fighting till the end~~♪

 

一昨日の9.2から昨日は8.4に減少したのを確認し、トリトンのベースエレメントを各1mlずつ添加し、それでも本日は7.8にまで減っています。これを受けて本日からは1日各1mlを2回に分けて添加することにします。

 

しかし。。。ここで立ち止まることはしません。せっかく水質が安定しそうなのにも関わらず、またしてもチャレンジすることに。。。

 

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スキマーを取りました。

 

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スキマーを洗いました。

 

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2室目にも海藻を入れました。

 

というわけで、スキマーレス、海藻+活性炭でどこまで行けるか、やってみようと思います。トータルのリフジウムスペースはメインタンクの35%くらいの容量になっています。

 

海藻バイオフィルターに味をしめた私は、SPSと少量の魚だけなら海藻オンリーで飼育できないだろうか?というテーマが異様に気になり出し、色々調べているうちに海外フォーラムをたどって、Marko's sReefというサイトに出くわしました。ぜんぜんパステルでなく、色がべったり乗ったオールドスクールのSPSタンクですが、この感じこそが私が目指すリーフタンクなので、むしろ好みに合います。私はパステルよりも、くっきりしたカラフルな水槽を目指したいのです。

 

このタンクで使われている浄化機能は以下のみです。

ライブロック

珊瑚砂(ディスプレイタンク3~5cm、リフジウム5cm)

リフジウム

活性炭(リアクタ不使用)

 

微量元素供給は以下です。

ボーリングメソッド

いくつかのトレースエレメント

 

照明は以下です。

ATI Powermodul T5

 

底砂を厚めに敷いて嫌気作用による浄化を利用することを、海外フォーラムなどではよくDSB(ディープ・サンド・ベッド)と言うらしいのですが、この人のメインの浄化システムはDSB、リフジウム、活性炭になります。うちの水槽ではKH溶融を防止する目的でDSBはできないので、そこに大きな違いがあり、どの程度の影響があるかは分かりませんが、リフジウムをメインとしたエコシステムにチャレンジしてみたいと思います。

 

現在うちの水槽の魚はピカソクラウン1匹だけで、他はヤドカリだったり貝だったりです。魚はおそらく追加しても1~2匹です。なので、十分にエコシステムで回せるような気がしています。

 

私、、、ホントのところを言うと、エコシステムとかバイオフィルターとか、全く詳しくありません。ズブの素人です。ですから栄養塩のパラメータには注意を払って、必要とあればすぐにスキマーを戻したいと考えています。

 

スキマーとは、アクアリストにとって神的に凄いアイテムであることに違いありません。私はなにもそれを否定するつもりは全くなく、今回の試みは完全な実験です。栄養塩に注意を払ってさえいれば、比較的安全にできる実験だと思います。

 

スキマーを取ることによって、多数の魚を飼育することは諦めなければならないでしょう。しかしうちの水槽ではそもそも多数の混泳ができる大きさではないので、ここは問題ありません。

 

逆に考えられるメリットですが、電気代が減る、音が減る、クーラーの動作につながる熱源が減ることでクーラーの音と電気代が減る、などなどですが、もう一つ気になっていることがあります。

 

エコシステムで育まれるバクテリアだとか、SPSにとってプラスになり得る栄養をスキマーで吸い上げなくて済む、ということです。もちろん、吸い上げちまった方が良いモノも沢山あるんだろうとは思います。

 

バクテリアにも栄養は必要なので、スキマーを取ってもバクテリアが膨大に増殖することはあり得ず、消費できる栄養が枯渇すればバクテリアも一定レベルに抑えられると思います。そこらへんのコントロールを海藻の浄化力に依存しようとしているわけです。もし海藻の浄化力が十分でなかったり、それを超える生体数であったりすると、このシステムはたちまち崩壊すると思います。しかし今のうちの水槽では、そこまでのバイオロードがありませんから、それほど危険ではないと思います。

 

そうそう、先日面白い写真が撮れました。窓ガラスに反射して水槽が宙に浮いているように見えます。

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こんな位置関係にあるので、午前中は太陽光がたっぷり注ぎます。その意味でも、なんちゃってナチュラルシステムなんですね。

 

狙いは、照明からは得られないスペクトルの補充ですが、これって検証のしようがないので効果が見えない気がします。それと光量が天気に左右されてコントロールできなくなるというデメリットも。。。

 

さて、またしても新たなチャレンジです。どうなることやら。