UV照射開始!

365nmという、通常LEDでUVと呼ばれる400nmや390nmよりも極めて度合いの強い中華UV が届きました。

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点灯時と消灯時でluxを比べてみると、、、変わんね~!というわけで、いきなり6時間で照射します。こんなやっすいUV LEDで効果が出ちゃったらすごいですが、ちょっと出力なさすぎか。。。

 

目に見える変化が出るまでに3か月くらいはかかるでしょうから、じーっと待ちたいと思います。こちらは照射中の写真。時間の経過でどんな風に変わってくるのか、変わってこないのかを見るために、初日の写真としてブログに記載しておきます。

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ミドリイシ初心者の私ですが、最近分かったのは、フラグが一気にグイグイ伸び始める前に、根を張る作業が必要なんですね。土台にがっちりと活着して水平方向にデロ~ンと広がり始めてから、はじめて上方向にブワ~っと成長し始めるように思います。そして、そうなってくると色も鮮やかに変化しだすように思います。どす黒い地味~なフラグだったスゲが、うちではこのような過程を経て、綺麗な色になり始めています。

 

このクリーム色のまったりしたスパスラータフラグも、3か月くらいは待たなければ、その後どうなってくるのかは見えてこないのかなと思います。

 

以下は給餌中のため色んなものが舞ってて写真はイマイチですが、最近のキミドリイシの様子。共肉はぷりっぷり、この写真ではちょっとうまく撮れてないですが普段は輝きもギラギラ、ポリプもまあまあです。ポリプは食事中で色んなものが漂ってるんで短めですが、普段はもう少し出ています。

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このパイロットミドリイシを入れたのは5月だったでしょうか。。。まだ4ヵ月しか経っていないんですね。その後バラバラに分解したにもかかわらず、土台にしっかりと根を下ろし、よくもここまで育ってくれました。

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ちょっと余談ですが、先端が白い場合、これって生長点?それとも白化の予兆?って以前は悩んでいたことがありました。輝きや艶が維持されたまま白いのは生長点、輝きや艶が失われ、微妙にうっすら皺が寄っているように見える?あるいは乾いたように見える?(実際には水中なので乾くことはないですが、見た目がそんな風に見える)場合は白化の前兆と思って良いと思います。なぜ皺みたいになるかというと、たぶんですが、共肉が薄くなっちゃって、下の骨の輪郭がわずかに反映されるからではないかな?と思うんですね。

 

あとは先端が白い時に、先端以外の共肉が肉付き良いか、それとも全体に痩せているか、あるいは、ぷっくりポリプでない、ヒダヒダ系の場合は、ヒダヒダがカツカツ、ペラペラに薄くなっているか、割かしフワッとしているか、なども健康状態の判断の基準になると思います。

 

この白化に近い症状ですが、実は最近のうちの水槽でもいくつかのミドリイシに出ました。SPSキーパーなら誰しもやることと思いますが、維持がうまく行きだすと、調子に乗って光量を上げたりするんですよね。それは、ちょうど良いレンジを探すために必要なことでもあるので仕方ないんですが、もし上げるのなら、もうギンギンに観察しまくっていないと危険だと思います。わずかな変化も見逃さなければ、助けてあげることはできますから。

 

うちのタンクでも先端が梅干しのように、かすかにショボンとしたタイミングを見逃さず、すかさず光量を下げ、置き場所も下げ、事なきを得ました。もうちょっと様子を見てみよう♪な~んてノンビリ構えていると、あっという間に逝っちゃうので、勇気をもって設定や置き場を変更しましょう。

 

一時的に色揚げをあきらめたとしても生存さえしてくれていたら、またいつかチャンスは来ます。色落ちを恐れず、いったんは生存への回避策を取るのも手かなと思います。

 

実はそんな感じで危険を回避したのがこのウスエダ畑なわけです。

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あっ!と思って対策してから、一週間くらいはちょっぴり不調なままでしたが、今は元気いっぱい、ポリプもふっくら戻ってきてくれました。

 

あとは、以前から生麦海水魚センターさんに相談していたマーフィードの三重管加工を昨日確定して発注しました。前に書いた通り、三重管を短く作ってもらい、スリットからでなく、管の真上からドボドボ水を落とし込むので、生体が落ちないように工夫が必要です。そのへんも、届いたらボチボチやっていこうと思います。