カマ~ン♪超絶元気なベイビー達♪

f:id:hana-smile:20150131012321j:plain

ヤフオクで25,000円という、ホントに動くの?って値段で落札してしまったゼンスイZC-500。ホントに動きました。がっつり冷えます。

 

が、表示温度は5度くらいの誤差があります。でもそんなの気にしません。水槽の水温計で確かめれば良いんだから。25,000円じゃ何も文句言えないっす。つーか、ぜんぜん上等。

 

f:id:hana-smile:20150131012325j:plain

どうですか?芋虫チックな形状になってしまったピカソの赤ちゃん達。生後15日程度です。まだオレンジになりきれない茶色と黒がまだらになっていて、部分的にほんのちょっとだけ白が入っているのか微妙な感じに。。。ずいぶんでっかくなりましたよ。でも、徐々に減り続け、現在9匹程度です。

 

今日までに分かったことは、仮にケースの底に横たわっていて、スポイトで突こうが何しようが硬直して動かない子であっても、死んでいるとは限らない、ということ。

 

今日、死んでると思って別の容器に吸い出した子が、その後3分ほど経ってぴくぴくと動き出したので、慌ててケースに戻すと元気よく泳ぎ出しました。おそらく、このパターンで、今日までに何匹も排出してしまっていると思います。

 

それと、わが家の場合ですが、換水時の給水の水流が強すぎたり、ケース掃除のために移し替えるときの水流が強すぎると死んでしまう場合が多く、自然に何もしないで死ぬ子はむしろ少ないように感じられます。そんなの気をつけりゃ済む話じゃん!って思われそうですが、これが実に難しいんですよ。日々の仕事もある中で朝晩、毎日限られた時間の中でやる作業なので、結構丁寧にやってるつもりでも、うまく行かないことが多いのです。

 

f:id:hana-smile:20150131012331j:plain

こちらは本日誕生した子達。産卵が1月20日だったので、今回は実に11日間もかかっています。数はどのくらいなのか数えられませんが、明らかに前回より多いです。

 

実を言うと、今回の孵化は3日間に及びました。29日に一匹、30日に20匹程度、そして本日31日に4~50匹くらいといった感じです。

 

今日孵化した新しい子達は、一回目の子達とは明らかに違っていました。一回目の子達は泳ぎがおぼつかない子が多かったのです。泳ぎになっていない、というか、力がなく、上下にボヨヨ~ンという、フラフラした泳ぎ方しかできない子が多かったのですが、今回は違います。

 

わが家はサイフォンの原理で、エアチューブで吸い出すのですが、簡単にチューブに吸われる子もいれば、凄まじい速度でビューンと逃げ、しかも、追っても追っても捕まらない子達が出て来たのです。この子達の捕獲には本当に手こずりました。世代的に古くて申し訳ありませんが、スーパーサイヤ人的な稚魚達が現れたのです。

 

だって、言ってみれば、フツーの赤ちゃんは寝返りもおぼつかないのに、今回の赤ちゃんは生まれたそばから立って歩いちゃった、みたいな、そんな違いです。あり得ないでしょ?まぐれで取り逃がすんじゃなくて、ビューン、ビューン、って逃げ回るんですよ。サイフォンで吸ってるのにもかかわらずですよ。しかも横とかじゃなくて、下のライブロックの方に逃げたりするんですよ。もしかして頭いいんじゃね?みたいな。。。生後すぐなんで、考えて動いてるとは思えないけど。。。生存本能強すぎです。

 

一度目の産卵以降、栄養強化のためにクロレラ強化した活ブラインなどを豊富に与えていたせいかもしれません。しかも使ったクロレラ不飽和脂肪酸を添加した二次培養用のクロレラです。

 

見た目も、一回目のような色が希薄な、はかない感じではなく、ちゃんとお目々が黒く濃く見えます。一回目の子達の中には、ケースの中で見つけるのが困難なほど、亡霊のように色が薄いこがいたのですが、今回は、もうちょっとちゃんと小魚、、、まで行かないですが、ちゃんとした稚魚です。大きさの比較は、正直よく分かりませんが、やはり、決定的な違いは動きの良さかなと。

 

うう~、、、換水や給餌(活き餌)の作業が増えて行く~。。。。休まらないっす~。。。

 

あ。そうそう。今回の稚魚育成にあたって、私自身にも変化が。。。それは、食卓に並ぶシラスや煮干しが本当に気持ち悪く、食べられなくなったこと。生理的にうけつけないレベルです。家族の者達がバクバク食ってるのを見るのも、ノォオオオオ~ッ!!!という感じです。分かりますでしょうか?大切に育てている子供達が喰われる感覚っつーんですかね。そこまで大げさじゃないけど、本気でこれはいただけない。。。皆さん、憧れの産卵も、良いことばっかじゃないよ~。。。