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スキマーレス実験の結果

トリトンメソッド 器具・装置 水質

スキマーレスという大変人騒がせな記事を書きましたが、この企画は速攻で中止となりました。

 

本日のアンモニアの数値が0.25と出ました。昨日が0で本日が0.25です。ホビー試薬なのでその中間がないため、いきなり1日で0.25にまで上昇したように見えますが、おそらくはスキマー撤去初日から上昇していたのでしょう。わずか3日で0から0.25まで上昇するのです。このペースで行くとかなり短期間で魚の致死量に達していた公算が高いです。

 

わが家の水槽にはアンモニアを分解する類のバクテリアが十分に育まれていなかった可能性もありますが、ミドリイシのことを考えると、その手のバクテリアが育まれなければならない環境はミスマッチです。

 

実は私は狙っている魚があって、その魚が入荷したらいつでも迎え入れられるように、普段から多めに餌をばらまいていました。それによって、魚2匹分くらいの栄養塩を吸収できる程度に海藻を育てておこう、というのが狙いです。なので、純粋に90cmスリム水槽に魚が一匹の状態でスキマーなしが無理だった、とは言えないのですが、この実験はあまりに危険すぎます。

 

どこぞの記事で、海藻はアンモニア性窒素を吸収するという内容を読んだことがあった私は、密かに期待を寄せていたのですが、、、海藻をかなりたっぷりめ入れていたにも関わらず、全く追いつきませんでした。

 

実際の実害は出ていませんが、アイボリーのミドリイシが、やや色濃くなりました。この状況を放置していたら、あっという間に白化とかしていたでしょう。スキマーを戻したとたん、弱運転でも吹くこと吹くこと。

 

色々と紆余曲折はありましたが、リン酸塩テストの結果、当初使っていなかったリン酸塩吸着剤も使い出したことですし、結局は、強力なスキマー、リフジウム、活性炭、リン酸塩吸着剤、というトリトン推奨のオーソドックスなシステムに落ち着くことになりました。

 

どれもこれも単体で見れば、目新しいものはなく、既存のものの組み合わせです。ですが、組み合わせてみると、良いとこ取りのシステムなんだということが分かります。海外フォーラムなんかでは、よく超低栄養塩水槽のことをULNS(ultra-low-nutrient system)なんて言ったりしますけど、トリトンはやり方次第では、そこまで持って行けるシステムだと思います。ただしトリトンの場合は、そこをあまり極限までスカスカにしちゃうことは意図していないらしく、リン酸塩も僅かには残した方が良いと考えられているようです。

 

私のブログを読んでくださっている方には、ホントに人騒がせな騒動でしたが、私個人としては、とても楽しく、貴重な経験でした。

 

私自身は海水魚の飼育は趣味だし、何か難しい事をしようとは思っていないんですが、自分の中で仮説を立ててみて、それを検証するのって楽しいんですよね。そこって、よくよく他の人達のブログなんかをのぞいてみても、この趣味を持っている人達って、少なからずそういう発見だったりが好きな人達が多い気がします。私のブログは失敗例が多いですが、ちょっとは皆さんの参考になれば嬉しいですね。

 

というわけで、海藻とスキマーは役割分担が違います、ってことで♪