新水槽、ゆっくり進行中。
調子に乗って水槽や生体に投資し過ぎ、ふと口座の残高を見てギョっとした経験はありませんか?
2日ほど前、私はまさにそんな経験をしました。( ̄ロ ̄lll)
とある大学の研究によれば、ギャンブル施設が1ドル投資するごとに、8ドル分のリターンがあるとのこと。つまり、駐車場無料、送迎無料、ビュッフェサービス等々、タダのサービスを1提供するごとに、8倍の利益が得られるわけです。それくらいギャンブルというのはスゴいマネーマシーンなわけです。これは経営者にとっての話であって、逆にギャンブラーにとっては、フル回転お金巻き上げ装置、というわけです。
「Play to extinction」という言葉があります。翻訳するとぎこちなくなりますが、「絶滅に通じる遊び」のような意味になるのでしょうか。要は、「すっからかんになるまで、やめられない、ヤバい遊び」みたいな意味の言葉です。
私もまた、このアクアリウムの世界に身を投じ、今まさに、この趣味が「すっからかんになるまで、やめられない、ヤバい遊び」なのではないかと、なんとな~く肌で感じる今日この頃です。
さて、ついに新水槽が届きました。マーフィードの1200x450x500です。ショップで見るより大きく見えます。
ウッドキャビの上に載せてみました。このウッドキャビ、私が買ったのは中国製バージョンですが、ごっつく、また塗装もしっかりしていて、というより、コーティングに近い分厚さで、堅牢な印象です。前の無垢材キャビは塗装が弱く、最初の数ヶ月は綺麗でしたが、徐々に汚れが目立つようになってしまいましたが、今回の塗装は強そうです。
水槽は2階です。真下が子供部屋なので、極力、振動音が1階に響かないよう緩衝材(因幡電工 防振パット 振動伝達防止用緩衝材)を敷き込みます。
アマゾンのレビューによれば、エアコンの室外機の下に敷くと効果てきめんである一方、ゴム臭がハンパなく、室内は無理というレビューが大半。確かにゴム臭しますが、私は全く気にしません。
このゴムシートは、ゴムの上下で凹凸の方向が異なっています。上面が横なら、下面は縦に溝が切ってあるわけです。これで異なる方向の振動を逃がしているのではないか、と。
その上にADAのマットをかぶせました。特性の異なる緩衝材を二重にすることで効果が上がることを期待。いったん置いたらそう簡単に移動できないということで、きっちりやることにしました。水槽の裏は15cmくらい開けることにしました。
こんな風になりました。
今回、オーダーで三重管の左右位置を変えたので、キャビネットに穴がありません(マーフィード・ウッドキャビはデフォルトで左にしか穴がありません)。バッテリードリルのバッテリーが途中でパタるというトラブルがあったものの、コーナンにてコード式のドリルを購入。バッテリーよりもコードの方が力が強くて仕事がしやすかったです。
キャビネットの上にも、先ほどと同じ緩衝材を敷き、水槽に付属のマットを重ねて、こちらも二重にしました。
マーフィードのウッドキャビは水槽の底砂を隠せるよう、外周に立ち上がりがあります。そのままだとガラスとキャビの隙間に埃がたまりそうなので、コーキングしました。今回の水槽立ち上げ前にmjnekoさんちにお邪魔して、色々と勉強をさせていただきましたが、こういった処理もmjnekoさんから学びました。
コーキングのヘラを強く当てすぎて、マスキングテープの削りカスがシリコンに混ざってしまいました。
水道水で、水の回転数がどこまで行けるのかテストします。
マーフィードの水槽は1200もあるのに給水がVP13、排水がVU40と、細めです。mjnekoさんからはトリトン推奨の時間10回転行けるかどうか?というアドバイスもいただき、配管前に水道水でテストことを推奨いただきました。
結果:
0.9L(測定に使った水筒):1.5秒(0.9L水筒がいっぱいになるまでの時間)=243Lメインタンクの水量:X(メインタンクがいっぱいになるまでの時間)
↓
0.9X=364.5
X=405秒
X=6.75分
60分÷6.75分=8.88回
PRS DC6500では最大で1時間に8.88回(約9回)まで回せることが分かりました。
ただ、フォスリアクター、カーボンリアクター、クーラーへの分岐を考えると、そこまで回転できないかも知れません。
揚水ポンプをもう一個買って、揚水専用一台、その他設備専用一台の二台体制にすべきか、DC10000クラスを一台買って、一台で分岐させてまかなうかを悩み中。。。
今回の立ち上げに際して、ある方からとてもご親切なアドバイスをいただきました。それによれば、やはりいきなり今の水槽から全ての生体を一気に移すよりも、水道水回しを数日、サンゴ移動、魚移動、のような手順で徐々に移行した方が良さそうです。そのためにはいずれにしても、今使っているのとは別のポンプが必要です。
また今回のテストの際、水位がとても高かったので、アクリル加工業者に三重管をカットしてもらうことも検討しています。う~ん、次から次へと予期せぬ出費が。。。
さて、こちらは勉強のために訪問させていだいたmjnekoさんちの水槽です。ずーっと自己流でやってきてしまった私には、教えていただく全てが貴重なお話でした。こちらからは何もお返しできないのに、ご親切にお時間を割いていただいたmjnekoさんには、本当に感謝です。
まだサンプも完成しておらず、配管材も手配していないので、まだまだ時間がかかりそうです。