サテライトに転居

稚魚達をサテライトLに移しました。

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そろそろクーラーのないケースはあまり良くないのでは?と思えてきました。これで換水地獄から解放される。。。。っつっても、毎日4Lの換水は、実は本水槽のためにとっても良かった気がして、もしかしたら続けるかも。。。

 

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ミスズさんに教わったように、早いとこ隠れ家を与えてあげないと落ち着かないかも。。。

 

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真っ白な子もいれば、この子ホントにピカソの子というくらいフツーの子も。。。

 

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どにゃさん水槽産のミドリイシ。いただいてから緑化し、ずーっと緑でしたが、この水槽に来てからようやく黄緑に。写真よりかは、実物はもっとパキっとしたクリアな色です。でも入海当初はもっと黄色でした。

 

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同じくどにゃさん水槽産ですが、この子は本当に茶色から脱出が難しい。もっと光を~、、、ということなのでしょうか。。。徐々に、日数をかけて光量と時間を上げていこうと思います。

 

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こちらはピンクの子。まずまずではないでしょうか。

 

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この子。実は水槽の拡張移設作業中にピンクの子から折れて砂の上に落ちていたカケラ。2~3週間ほど、砂の上で生存した後に発見され、アロンアルファで小さなライブロックに固定しました。その後、約1週間程度経ったでしょうか。ポリプを出しています。大きさは1cm程度でしょうか。ミドリイシって、一定の環境があれば、さほど弱い生きものじゃないんじゃない?って気がしているのは私だけでしょうか。

 

皆さんおっしゃるように、飼うは易く、揚げるは難い、ということなのかも知れませんね。

 

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飼って間もない小型オージーワイルド。少し色が濃くなりました。もうちょっと光量上げろ、のサインでしょうか。。。手前の不思議な物体はオージー購入時に一緒に買ったウニです。色んなものをしょって歩いています。みたところ、石灰藻をガリガリ食ってるんじゃないだろうか?と見受けられます。うちでは、特に石灰藻を重宝したりはしていませんので、どんどん食べていただいて結構です。ついでに硬い苔も行って欲しいのですが。

 

同じくオージー購入時に買ったエメラルドグリーンクラブは、早くもハタゴのごちそうに。。。妻から、何度同じことやってるの?かわいそうに。。。と。。。そう。エメガニは、うちではかなり短命です。いつも。。。でも短期間とは言え、実に良い仕事をしてくれるのです。それに取って代わる職人も見当たらないし。。。

 

今後は、ライブロックごと水槽から出し、電動ドリルの先端にヤスリのビットを取り付けて、ゴリゴリ岩ごと苔を削り取ってやろうと思ってます。歯医者さんスタイルです。ワイルドでしょう♪

 

コーラルカラーの添加を開始しました。水質測定の結果、現状の水槽ではAは入れる必要なし。BとCは添加。コーラルカラーDだけ添加量が明確に規定されていないようで、とりあえず、0.5ml/日くらいで様子を見たいと思います。

 

あとは、光量と照射時間をどの程度まで上げられるか、日数をかけてトライするしかないですね。それと稚魚を人口餌に餌付かせたいですが、こちらもまだ日数がかかりそうです。

 

追記:コーラルカラーDの添加量について、レッドシーから回答がありました。

 

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カラー添加剤の添加量はカルシウムの消費量によっても割り出せます。
リアクターをお使いの場合、4日間リアクターを止めて、その間のカルシウム減少量を消費量とします。

消費量20ppmに対し100リッターに本剤を1mlを添加して下さい。

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これなら簡単ですね♪

コーラルカラーを試します。

レヨンベールアクアで注文したRed Seaのリーフファンデーションプロ・テストキット、リーフカラープロ・テストキット、コーラルカラーABCDが届きました。

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正直なところ、大変横着な私は、テストキットの中身を見ただけで若干引いてしまうのですが、それでも、パラメータがきっちり決められているリーフケアプログラムは、他の添加剤プログラムよりも、おそらく手間も少なく、全体的な金額も相当低いのではないだろうか?と考えています。

 

何より、NO3PO4-XとリーフエナジーABの成果に、大変満足している私は、RCPにより一層傾倒してしまって、こうなってくると、どうしてもコーラルカラーの成果を見てみたいのです。

 

以前にも書いたかも分かりませんが、LEDの強光でミドリイシがみるみる色揚がりし、手放しで喜んだとたんに干涸らびてしまった、という経験を持つ私は、当時眺めていた雑誌に書かれていた、「ミドリイシは何を差し置いても光と水質」、みたいな考えに、強い不信を抱くようになりました。そこには、水質が多少悪くても光が強ければ色揚げできるし、逆に多少光が弱くても水質が良ければ色揚げできる、のように書かれていました。それは間違いではないのかも知れませんが、光と水、その二つ以外の何かの要素があるんじゃないだろうか?と、ずっと感じ続けていました。

 

その答えが、リーフケアプログラムにあるのでは?というのが、RCPにトライすることを決めたきっかけです。つまり、褐虫藻を減らすのは簡単だが、それだけではミドリイシは虚弱になり、あまりに危険な綱渡りのような飼育にならざるを得ない。しかしそこに、ある種の栄養であったり、ミネラルであったり、を加えることで、ミドリイシの健康を維持しながら、色揚げが可能になるのでは?という考え方です。

 

しかもその添加が、感覚ではなく、測定し、特定の処方で添加できるのであれば、初心者の私にも、色揚げのチャンスがあります。

 

今週末あたりから、ちゃんと水を測って、必要量のコーラルカラーの添付を開始したいと思います。

 

ところで、海水をヴィーソルトに戻します。インスタントオーシャンはカルシウム量が非常に低いのです。魚には関係ないかも知れませんが、ミドリイシの飼育となると、カルシウムリアクターをがっつり回しても380程度しか行かない海水というのは、若干問題があるように思います。もちろん、マグネシウムなど、これまで測定していなかったものも、測定を開始しますので、カルシウムが上がらない原因などは人工海水以外の何かにある可能性もありますが。。。

 

ヴィーに戻すもう一つの理由は、稚魚達のためです。今になって思おうと、なんて馬鹿なことをしたんだと自分で思いますが、稚魚が生まれた直後に海水をヴィーから他のものに変えたのです。最も状態の良い、本物の正常な海水成分に近い水で育てなければならない、まさにそのときに、塩代の節約を理由に価格重視で塩を変えました。日々、落ちていった稚魚の原因は、今でも分かりませんが、少なくとも水道水に溶かすだけで使えるような、つまり、純粋な海水にはない何らかの成分が含まれている塩は、体力のない稚魚の成育に限って言えば、正しい選択でなかったのではないか?と今では思います。

 

真相は分かりませんが、とにかく、ミドリイシのためにも、稚魚のためにも、今はバランスの取れた良い塩を使いたいのです。

 

RCPは発売からあまりに時間が経ち、今では特に関心を持つ人々も多くはないかも知れませんが、進捗を報告したいと思います。

 

追記:現在の稚魚達。こんなにおっきくなりましたよぉ~♪もうしばらく誰も落ちてませんよぉ~♪

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頑張った自分に、ワイルドなご褒美を♪

私がベトナム出張の間、はなちゃんが実に素晴らしい仕事をしてくれました。見てください、大きくなったこの子達の姿を。

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ここに写っていない子達も含めて、約20匹ほどが一切死ぬことなく、生き延びました。間違って活きブラインを床にこぼしてしまったときも、セラ・ミクロン・パウダーフードを使用するという機転もきかせてくれました。ありがとう!はなちゃん!

 

というわけで、ベトナム出張を、お腹ピーピーで戦線を離脱することもなく、最後まで戦い抜いた自分を讃えて、本日、行ってまいりました!上級リーフアクアリストを唸らせる噂の店、コーラルラボ!

 

そして、買ってまいりました。小振りではあるものの初めてのワイルドミドリイシ。オージーです。最初はブリードを買うつもりでいたのですが、ヤラれました。ピカソのときもそうだったのですが、そうそう入れ替えたりするもんじゃないので、やはり本当に気に入ったものだけを長く飼うというコンセプトで。

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どうしてこんなに撮影が難しいんだろう。。。色々とホワイトバランスをいじってみましたが、どうしても肉眼で見るようには写りません。

 

実物はもっと先端がハッキリしたパープルです。好みの個人差はあるでしょうけど、大変美しい個体と私は思っております。コレがまたLEDのカラーによって様々に表情を変え、深いパープルであったり、ピンクであったり、レッドであったり、色々な色に見えるのです。また暗めのブルー照明下では、ポリプのつぶつぶ部分が、夜空に散りばめられた星のようにきらめくのも大変に美しいです。

 

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こちらはXPERIA Z3で撮影した写真。色合い的にはこちらの方が実物に近いかな?いや、もうちょと明るい感じなんだよなぁ~。。。

 

噂のコーラルラボさんですが、一言で説明するのが難しいほど、SPS好きにはたまらないショップであると感じました。気になる方は、ぜひ一度行かれるべきです。

 

店内にはZEO、LED+バクテリオプランクトン(だったかな?)、トリトン、と3つの水槽がありました。な、な、なんと!トリトンは3年間水替えをしていないとのこと。。。色揚げ具合もハンパなく、夢のようなシステムでした。。。初期投資は、、、かかるかも知れません。。。いや、そうでもないのかな?詳しく聞かなかったので良く分かりません。。。

 

私が現在LED+リーフケアプログラムで運用していることを話し、たとえばZEO水槽にあるミドリイシを買って持ち帰ったら、システムが違うためにうまく色が出ないとかいったことがあるでしょうか?と質問したところ、ZEOvitも最近では組成が極端にならないよう配慮されており、他のシステムと比べて大きく乖離したものではないらしいのです。なので、そんなに心配することはないとのことでした。

 

また、レッドシーのリーフケアプログラムは、ちゃんと試薬で確認しないで入れる人が多いので、成果を出せない人が多いのですが、本当はとても優れたもの、とのことでした。この、大塚さんという方、私のようなペーペーが言うのもなんですが、SPSに関して相談するならば、ほぼ、間違いない人、という印象を持ちました。なので、このコメントには大変勇気付けられました。

 

ところで、コーラルラボさんが午後2時からだったので、その前に、はなちゃんとはなちゃんの妹を連れて、葛西臨海水族園に行ってきました。

 

はなちゃんとはなちゃんの妹は、基本、ブサカワ系のお魚が大好き!そんな彼女たちをお腹いっぱいにさせるラインナップでした。

 

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ホラね?

 

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ホラ、かわいいでしょう?

 

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ね?自分ではとっても美人って思ってる風でしょう?

 

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ね?ヘンな顔してるでしょ?

 

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ねぇ?けっこうキテルでしょう?

 

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実はこの葛西臨海水族園、最近ニュースで取り上げられていたように、あのマグロの大量死が起きてしまった水族館なのですよ。ホラ、中央に一匹だけ見えますか?群泳は見ることが出来ず、今はこの一匹だけのようです。巨大な回遊水槽に、たった一匹です。いったい何が起こったのでしょう。。。

 

さて、話はゼンゼン変わりますが、ベトナムネタを少々。

 

こちらは、到着時の街の様子。なんなんだ!この台数と車間距離の近さは!!!クラクション鳴りまくり!正直、かなりコワかったです。ヤバい国に来てしまったな、と。。。

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三人乗りなど当たり前!つーか、赤ちゃん、まさかの立ち乗り?

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ヘタすると、赤ちゃん+おとうさん+お子さん、お母さんの四人で一台のスクーターに乗っていたりします。ど、、、どうなってんだ?

 

そしてそんな中、信号のない場所で、女性を含むあらゆる人達が、このスクーター軍団が爆走する中を、横断するのです。。。。大国アメリカが勝てなかった唯一の国、ベトナムの人々の底力を見ました。。。

 

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こちら、中央にあるのはテナガエビです。コレ、500円くらいで食えるんですよ?スゴいでしょ?

 

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人生初めて食べたカエル。フランス料理じゃ珍しくないって言われましたが、まぁ、そうは言ってもねぇ。。。

 

しかし!コレが実に美味しかったんですよ。あと二、三匹食っても良かったかな♪

 

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どうなんですかねぇ~?この電線。。。あんまり先のこと考えずに工事しちゃってるように見えるのは、私だけでしょうか。。。

 

そして極めつけは露店の押し売りでしょうかねぇ。。。ねーちゃんが日本語でしつこく迫ってきます。こちらが一切応じないので、最初は10万ドン(約500円)だったのが、しまいには1万ドン(約50円)になったりします。なんだったんだ元の値段は?って感じです。それでも数百メートルはついてきたでしょうか?こちらが突き放すと、しまいには日本語で「バカッ!」と来たもんです。バカってなんだよ。。。

 

色々な意味でカルチャーショックを与えてくれたベトナム、なんだかんだ、忘れがたいインパクトを受けました。

 

そうそう。ホーチミンには海水魚関係の店が沢山ある通りがあるようなのです。残念ながら時間の関係で行ってみることはできませんでしたが、次回、もし機会があれば行ってみたいものです。

 

さて。ホーチミンの話題はこのくらいに。今夜はワイルドミドリイシをもうしばらくぼーっと眺めて過ごしたいと思います。

 

とりあえず、目標は、生かす!そして次に、色を揚げる!

 

楽しみです。。。

 

すべては君にかかっている。

 

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本日の水景。いやいや、実にあっさりした水槽です。ゆっくり、時間をかけて育てる予定です。

 

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ピン子、じゃねぇや、ピンクの子。今日はどことなく、色が薄いです。ただ、カルシウムリアクターの影響なのか、幹が太くなってきたように見受けられます。プラシーボでしょうか。。。

 

カルシウムリアクターの調整ですが、手こずっております。稼働後、数日ほったらかしてKHを測ったら22!にもなっていてビックリ。慌てて調整し、12~15くらいになりましたが、まだ高いので、今はバブルカウンターを3秒1滴程度にまで落としています。リアクター稼働前は280だったカルシウムは稼働後15日ほど経過した現在は380です。KHがこんだけ高ければもうちょっと上がっても良さそうな気がするのですが。。。

 

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グリ子、じゃねぇや、グリーンの子。こちらも、やや淡い感じに変化しているような。。。どにゃさんちからいただいてきたときには、どちらかと言えば黄色っぽかったので、まだ行けそうです。ただ、リーフエナジーだけは供給し続けようと思います。この子は、LEDのブルー / ムーンライトを強く設定した夕暮れの照明下で、ものすごく強く蛍光グリーンに輝くのが、とてもキレイです。

 

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ブラウン子、じゃねぇや、茶色の子。きもーち、淡くなってきたかなぁ~?しかしこの子が一番ガンコに色揚げしないです。どにゃさんによれば、かつてはブルーだったのだとか。。。

 

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この写真は実物を反映していません。本当はもっとグリーンな感じです。ハタゴはかつては濃いめの茶色でしたが、今は徐々に緑化しつつあります。

 

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現在生存中のピカソの稚魚達。ケース内壁がずいぶん汚れていますが、ケースの交換も稚魚達に衝撃を与えるので、ずっと同じケースを使っているためです。海水自体は朝晩2/3ずつ換えています。夕方の撮影なので、色が曖昧に見えますが、昼間に見ると、もっとクッキリした良い色をしています。

 

体の白い子が何匹かいます。逆に色の濃い子も。ここまでの子達が出てくるとは、全く想定外でした。色の濃淡も、模様もマチマチです。ミスズさんに伝授いただいたベトナムブラインに切り替えましたが、コレが実に良い感じです。粒が小さく、小さな子でも食べられますし、栄養強化済みなので、ワムシやクロレラの飼育手間がなくなりました。

 

ここまでの大きさになってくると、いずれはケースを大きなものに移さなければならないでしょう。私の経験では、稚魚達はコレくらいの大きさになってもまだ、ケース移設時にクルクルっと巻かれるだけで死んでしまうので、移設はコワいです。しかし、体が大きくなり、食も太くなり、目に見える大きさの糞をし出すと、さすがにこのままというわけには行かないでしょう。ベトナム出張から帰ったら、移行を決行しなければならないと思います。

 

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明日からベトナム出張です。水槽と稚魚のお世話の任務を全てはなちゃんに委任します。はなちゃんのために、お手入れマニュアル兼チェックシートを作りました。稚魚ケースの水替え、餌やり、リーフケアプログラムの添加など、間違いや忘れがないように。。。。あとは、はなちゃんと稚魚の生命力を信じて、祈るしかありません。

 

がんばれ!はなちゃん!君がクマノミのおかあさんだ!

RCP、結構スゴいんじゃないだろうか?

買いました。珊瑚能量

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Reefが珊瑚、Energyが能量なんですね。

 

予定していたNO3PO4-Xも購入しました。正直、今の我が家の設備だと添加剤なしでNO3もPO4もゼロ近く行っちゃうので、この添加剤を多量に使用するとは思えなかったので、これだけ100mlサイズで買いました。

 

これらのレッドシー添加剤については、チャームより生麦海水魚センターの方が安いというのは意外な発見でした。

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これらの成果ですが、予想に反して非常に素早く効果が出ています。ネットで調べた限りでは、効果が見えにくい、という意見が多かったのですが。。。やはり、既存の水質浄化関連の器具がフルパワーで回っていることで、添加剤との相乗効果が大きいのだと思います。特に、水量に対して明らかにオーバースペックなスキマーを導入していることが大きいと思います。

 

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えっ?と思ったのは、昼間でもこんな風にポリプがフサフサと出ていること。こんなことは今までありませんでした。よくZEOvitでこんな風になるとネットの記事で見かけるのですが、貧栄養化が進行し、褐虫藻が抜けてきているために、必死で栄養を摂取しようとしているということなのでしょうか。。。

 

それと、以前より、色が明るくなったかな?

 

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この子はもともと良い感じのピンクだったので、大きな変化はないですが、ちょっと色が淡くなったでしょうか。。。

 

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こちらはモロ茶色だったのが、ビミョ~感じではあるものの、どことなく真っ茶色ではなくなってきているような。。。

 

それにしても、これでは逆に変化が早すぎます。投入わずか二日目くらいです!このまま進行させるのはちょっと危険じゃないだろうか?という危惧すら抱きます。恐るべし!コンプリートリーフケアプログラム!

 

というわけで、今後は「珊瑚能量」を1mlから2mlに増やします。貧栄養化の効果は減じることなく、必要な栄養は摂取させて、死なせないようにしなければいけません。

 

照明の光量も強化しようと思っていたのですが、ここまで短期に変化が出始めると、これ以上の急激な変化はちょっと心配です。

 

ちなみに添加量は100L弱の水量に対して、リーフエナジーA/Bは各2ml、NO3PO4-Xは規定の2mlに対して半分の1mlとしています。今いるちびっ子ミドリイシの色揚げにメドが立ったら、いよいよ新しいミドリイシを導入しようと思っていたのですが、そのタイミングが少し早まるかも知れません。

 

え~、それから、お恥ずかしいことですが、水槽事故のご報告。初めての本格オーバーフローですが、水槽下のパイプの差し込みが甘く、メンテ中にボコっと抜けました。海水はダダ漏れ。部屋はみるみる水浸しになりました。

 

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幸いはなちゃんが水ふきを手伝ってくれました。私が拭き、はなちゃんがベランダでタオルを足で踏みつけて脱水、という流れです。ホント、パニックでへろへろになりました。

 

配管はプラスチックハンマーで押し込み、将来の予防は完了。

 

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待避中の生態達。右の黄緑のミドリイシ、自然光の下でも、まあまあ悪くない色してますよね?

 

それにしても、今回の事件で、注文して作ってもらった水槽台の表面塗装のクォリティーの高さを確認できました。水がバシャバシャかかっても、水をパキパキに弾いていました。しかし!金具部分は錆びるといけないので、念のためCRCを吹き付けておきました。

 

それから、稚魚飼育についてミスズさんにご相談させていただいた結果、ベトナムブラインシュリンプをネットで注文しました。水槽移行の影響で産卵は止まってしまいましたが、今いる稚魚たちは育ててあげたいのです。

 

来週は偶然にも、そのベトナム出張が控えています。現地でブラインを買いに行けるほどの時間は取れないでしょうから、やはりネットで買うしかありません。その間の稚魚飼育、はなちゃんがしっかりやってくれていることを祈りたいです。

 

それにしても、RCP、うちの環境には合っているのかも知れません。特に難しいこともないし。良いかも。。。

おとこの決断 パート2

台所の前に水槽を設置したのは正解だったのだろうか?所帯じみた雰囲気がバリバリで、写真が映えません。なので、写真は切り抜いて使いました。

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ところで、上の写真にあるように、アクリルのフタをオーダーで作ってもらったのですが、8ミリという厚さにもかかわらず、かなり中央がたわみます。この写真はトリミングしているので、たわみが強調されていますが、私的には、普段はあまり気になりません。ただ、こうしたたわみが許せない方は、アクリルでフタを製作する場合は注意した方が良さそうです。

 

ところで、ご覧の通り、黒のバックスクリーンは水槽内部を浮き立たせる効果もあり、水流ポンプの存在感を消す効果もあり、大変満足しているのですが、いかんせん、ガラスの映り込みがハンパないです。上の写真はまだそうでもないですが、昼間の撮影は、アングルをうまく考えないと、まともな写真になりません。黒のバックスクリーンを検討されている方は、ご注意を。

 

とはいえ、私は気に入っています。いつも写真ばっかり取ってるわけじゃないですし。

 

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アクリルフタは、直径2センチの穴を2箇所あけてもらい、指を突っ込んで持ち上げやすくなるようにしました。はなちゃんのために開けたのですが、さすがに8ミリ厚だけあって、はなちゃんには重そうです。

 

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コーナーは頂点から縦横2センチでカットを入れてもらい、水流ポンプのコードとカルシウムリアクターの管を通しました。クリアランスの狭さもバッチリです。

 

付属のガラス蓋を使わなかったのは、はなちゃんが落として割ったら危険なのと、ガラス蓋はコーナーの切り欠きが大き過ぎ、飛び出しのリスクがあったからです。今いる子達は飛び出しのリスクが限りなくゼロに近いのですが、かつて飛び出し事故で亡くした子のことが今も忘れられません。

 

底砂をハムハムする愛らしい底物系であるオトメハゼは、わが家の水槽に入海するやいなや、子供達と私のハートを撃ち抜いてしまいました。私達は早速、その子を「ハムハム番長のハム太郎」と名付けてかわいがっておりました。ところが、わずかな飼育期間で飛び出し事故で亡くすという悲運に見舞われてしまったのです。以来、私の中では、飛び出しに対する警戒の念が消えません。

 

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在りし日のハム太郎。ちょっとエラが張ってて、カエルちっくな顔がたまらない。今では、涙なくして語れない子となってしまいました。はっ、、、ハム太郎。。。うぅっ。。。。

 

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飛び出しと言えば、今朝、稚魚用の百均ケースから衣装ケースに脱走しているピカソの稚魚を発見。実は、この百均稚魚ケース、一時は本水槽内部に吸盤で固定していた関係で、吸盤部分に若干の隙間があります(百均ケースにドリルで孔を開けて吸盤を固定しました)。その隙間から海水が漏れるときに、一緒にケースの外に出たようです。

 

外のケースは、基本、RO水ですが、確かに日々の吸盤部分からの海水の漏れや、換水作業中の不注意による海水こぼれなどによって、ある程度は海水化していたと言えます。しかし、おそらく脱走したのは、前日の夜の換水後(まだ吸盤部分からの漏れが発生するほど稚魚ケース内の水位が高かったとき)でしょうから、6時間以上はこの塩分濃度の超低い水の中にいたことになります。そして、同じく脱走したブラインをパクパクとついばんでいたのです。(写真上のオレンジ色の微小な粒がブラインです)

 

これを書きながら、どうしても気になって比重を測ってみました。プラスチック製の安い比重計の下限を振り切って、読めないレベルの比重しかありませんでした。。。強烈に長時間の淡水浴です。。。

 

その子ですが、今夜の換水で死んだ子は発見できていないので、現在も元気に生存していることになります。恐るべし。。。超低比重、エアレーションなしの環境で、よくもまあ生き延びたものです。

 

そうそう。アクリルフタと一緒に、アクリルの円盤とパイプもオーダーで作ってもらいました。それを瞬間接着剤で貼り付けて、オーバーフローのサイレンサーにしました。市販品より数倍安く買えたことになります。

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先日の記事でも書いたように、わが家のオーバーフロー水槽はバックプレッシャーで落水を受け止める仕様で、ほぼ無音ですので、本来サイレンサーは不要なのですが、貝の混入による詰まりを防止したかったのです。ちゃんと機能してくれそうです。

 

ところで、おとこのケツダン・パート2、ということで、ようやくこの水槽の方向性を決定しました。

 

やはり、運用はレッドシーのリーフケアプログラムで行くことにしました。基本はリーフエナジーA/Bで生体内では生成できない栄養を摂らせ、ちょっとずつLEDを強め行っても死なない状態にします。かつて、色揚げで喜んだとたんにミドリイシを干からびさせてしまった経験を持つ私は、ミドリイシの健康状態の維持なくして、色揚げはない、と考えているのです。

 

順調に動いているスキマーとバイオペレットリアクターのおかげで、おそらくは、硝酸塩もリン酸もコンスタントに0近くまで持って行けると思っているので、NO3:PO4-Xは不要と思っていたのですが、海外フォーラムでレッドシーのスタッフが、NO3:PO4-Xとスキマーの併用を強く推奨しているコメントを見て考えが変わりました。NO3:PO4-Xはスキマーを持たない人の代替品ではなく、凄まじい低栄養塩によって色揚げを目指したい人にこそ相応しいアイテムのようなのです。

 

というわけで、まずはNO3:PO4-XとリーフエナジーA/Bの併用によって、海水の超低栄養塩化+ミドリイシの健康促進を平行して進めます。併せてLEDの光量を徐々に上げていき、色揚げが見られるかどうか試します。その結果次第でコーラルカラーABCDの導入が必要かどうかを検討します。

 

ふぅ~。ようやまとまりました。ってまだ何も始まってないけど。

 

確かに成功事例の少ないリーフケアプログラムですが、個人的には試してみたいです。それも添加剤だけに依存するのではなく、照明、スキマー、カルシウムリアクター等々をバランス良く活かしながら運用してみたいのです。

 

長期的なプロジェクトになるかと思いますが、このブログでリポートして行きたいと思います。

おとこの決断

この道を行けばどうなるものか


危ぶむなかれ


危ぶめば道はなし


踏み出せばその一足が道となり


その一足が道となる

迷わずゆけよ


行けばわかるさ

 

アントニオ猪木

 

 

。。。。。ある日の信号待ちで、目の前のワンボックスのバックドアに、こんな文章がエアブラシで書かれていました。もちろん、アントニオ猪木氏のしゃくれたファイティングポーズと一緒に。

 

深い。。。。深いよ、猪木さん。。。。まじでシブすぎるよ。。。痛く感動した私は、帰宅後にネットで調べました。

 

すると、猪木氏の詩かと思いきや、一休宗純(いっきゅうそうじゅん:一休さんのモデルと言われております)の言葉を猪木氏が座右の銘としているのだとか。。。ところが、実は本来、清沢哲夫氏の詩「道」がオリジナルならしい。

 

。。。。

 

ま、そんなことはどうでもいいですやね。燃える闘魂アントニオ猪木氏が語るから、読む側も熱くなるものなのでしょう。ってか、この詩をバックドアに刻んでる車、どんな人が乗ってるんだろう?スゲーワイルドな人なのだろうか。。。妄想が激しく掻き立てられます。

 

私なら、、、あくまで自分ならの話ですが、こういった座右の銘は心に刻んで、他人には表現しません。車のバックドアにバーンと表現するその心理っていったい。。。同じメンタリティーを持つ同志にうったえようとしているのか。いや、むしろ、自分の中でほとばしる感情をこらえきれずに、表現せざるを得なくなっているのかも知れない。

 

そう、まるで恋する乙女が、踊る気持ちを抑えきれないがごとく。

 

分かりますよ。感動って、思わず人とシェアしたくなるものですからね。

 

かくいうアタクシも、日々、様々なチャレンジに身を投じております。特にここ最近の稚魚育成においては、本当に何も分からないまま、半分ナメてかかってましたが、案の定、現実を突きつけられ、葛藤の日々を送っているのでありました。

 

最近の変更は、、、

 

稚魚ケースの水温を27度と、高めに設定しました。

ブラインの殻は極力丁寧に取るようにしました。

換水の前に換水用の海水を稚魚ケースと同じ衣装ケースに入れ、水温ショックをなくしました。

 

と。。。こんな具合ですが、ま。甘くはありません。日々、5匹程度は落ちていきます。

 

ふぅ~。もはや消耗戦に入ってきています。根負けしないようにするのが大変。

 

他に最近気付いたこと。

 

スキマーの性能を発揮したければ、本水槽とサンプの循環水量もアップさせた方が良いのでは?ということ。考えてみたら、うちのような狭~いサンプで、循環量が低かったら、スキミング効率が落ちるのは当然ですやね。というわけで、現在は揚水ポンプを一段階強めています。

 

ん?当たり前???まぁ、まぁ、まぁ。

 

あとは、カルシウムリアクターを一秒一滴排水ではなく、5滴程度に変更したこと。一秒一滴は、、、なぜかウチでは排水が止まってしまいます。もしこれでカルシウムが上昇しなければ、炭酸の添加量を上げてみることにします。

 

他には、、、今いるちっさなミドリイシをどうやったら色揚げできるんだろう?と考えています。LEDの光量を上げ、褐虫藻を減らし、その分を添加剤で補い、、、という漠然としたイメージはあるのですが、結構なリスクを伴っちゃうかも知れないし。。。つっても、正直こういうチャレンジは、まだ本格的なミドリイシ水槽になっていない今しかできない。

 

個人的にはRed Seaのコンプリートリーフケアプログラムなどが気になってはいるものの、なんというレビューの少なさ。。。海外のフォーラムですらまともに成功事例が出てこない。まじで、オカシクね?ってくらい少ない気がします。理論上はすごく良いもののように思えるのですが。。。

 

どうすっかな~。悩みます。。。

 

危ぶむなかれ、っつったって。タダじゃねぇんだから、やっぱ気にするやね。その一歩が道になるんかな。。。。分かんねぇな。。。

 

んん~。なんだろう?この、今一つ男になりきれない感。。。しゃ~ないやね。あいだみつを的に言うと、人間だものね。。。はぁ~救われるぅ~♪

 

それでは皆さん、チャレンジャーな日々を!