酸欠???だったのか???

水槽崩壊への序章。。。だったかも。

 

思い当たる節がありました。試薬の結果、アンモニア、亜硝酸、硝酸塩、リン酸、とぉ~っても優秀でした。が。ペーハーだけがやけに低い。6.8とか。。。

 

ペーハーが低いと、海水魚は調子を崩し、病気になりやすいと言います。

 

リン酸吸着剤のローワフォスを入れていましたが、効果が目に見えないので鉄釘投入。これによって苔の発生は劇的に抑制されました。吸着剤の投入はPHを低下させる、という情報が気になりました。吸着剤を取り除けば?が、しかし、吸着剤よりも鉄釘の方が大きな変化をもたらしました。そして釘投入による苔現象と同時に、ライブロックが部分的に黒くなる、という現象あったのです。

 

そこで調べてみると、これはビンゴじゃないか!?という情報発見。

 

http://pets.yahoo.co.jp/hiroba/question/detail/1090093630/

 

以下抜粋

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具体的な現象は、「ライブロックや底砂の一部が黒くなっている」ですか?

水槽内の海水には必ず、硫黄と鉄が微量に含まれています。
そして、水槽内には必ず、硫酸塩還元細菌が僅かに住んでいます。

底砂やライブロックが黒くなっているのは、嫌気的になっていた部分で硫酸塩還元細菌が硫酸を作り、それが鉄と結合して無害で安定な硫化鉄になり、沈着したからです。

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なななんと!

 

1.苔対策としてフィルターに釘投入→鉄分添加

2.苔対策としてシャワーパイプの取り外し(スキマーと水面揺らしのみに)→酸欠ぎみに(「酸欠」はペーハーの結果からの推測)

3.ライブロックの奥の嫌気的部分で硫酸塩還元細菌が硫酸を作り、それが鉄と結合して硫化鉄になった。(ライブロックの嫌気部分=酸欠の証明)

4.苔減少(釘効果+カンギクガイパワー)による光合成の低下→さらなる酸素供給の低下

 

ということが推測されます。つまり、ペーハー低下の主因は、水質悪化でなく、おそらく酸欠!

 

ズバリ!今回の事件、溶存酸素の増加によって解決できる可能性が高い!とみましたよ。

 

とりあえず、PH向上のために釘とリン酸吸着剤は撤去しました。あとはシャワーパイプを復活させて、溶存酸素を増やします。

 

それにしても海水魚飼育。奥が深すぎます。どこかのバランスが崩れると一気に崩壊の危険あり。めっちゃ注意が必要です。