気泡との戦い。暫定勝利か?
先日の投稿では、暗いところで撮影したものしかのせられなかったので、明るいところで撮影したドーシングポンプ、Marine Color MC-03-Mをのせておきます。
斜めから。
5個150円のキスゴムを使って配管しています。本当はサンプに回すつもりだったのですが、他の配線が多すぎ、何かをいじったときにブチっとやっちゃいそうだったので、メインタンクに回しました。
一系統目にC-BalanceのA剤(カルシウム剤)をこのように回しています。円盤状のものは、付属の逆止弁です。ヘンな形ですよね。
二系統目にはC-BalanceのB剤(KHバッファー剤)を回しましたが、逆止弁(逆流防止弁:チェックバルブ)との接続部から気泡が混入したため、弁の両側の接続部をセメダインスーパーXGで密閉しました。逆止弁は150円ほどで買えるので、配管替えのときは買い替えれば良いので。
これで解決と思いきや、またしても気泡が。もうチューブのどこにも気泡が混入する余地はありません。
そこである仮説を立てしました。
逆止弁との接続部を密閉するまでは、確かに赤矢印のところから気泡が入っていたのを目視で確認していました。気泡が溜まるのは黄色いサークル部分です。密閉後、赤矢印から入ることがないということは、他に入ることが出来る場所は青矢印の部分しかありません。
B 剤は水槽に入れると白濁する液体で、乾燥するとザラつきます。つまり、ほんのわずかにでも凝固すれば、比重が水よりも重くなって、下向きのホースから水槽内に落ちる可能性があるのではないでしょうか。
もしかしたら、B剤は、水槽からの微細な水ハネを受けて反応し、比重の変化した部分が水槽内にこぼれているのかも知れません。それでポタっと行って、代わりに気泡が入る、みたいな。。。ちょうどこの付近にはパワーヘッドとサンプからの戻り水があり、水面が波立っていますから、考えられないことではないのかな、と。。。
今回のトラブルが発覚してから、同様のトラブルを海外のフォーラムで検索しました。やはり私と同じように、アルカリ度の調整剤を使ったチューブにだけ、気泡が混入する、といった事例がありました!が、、、解決にはいたらないまま放置されています。。。
(ToT)
ま、とにかく、機械本体やチューブコネクタではなく、バッファー剤に起因する気泡の混入である可能性がある、というところまでは推測がつくようになりました。
そこで、下の写真のように、B剤が入ったチューブをS字に配管してみました。
こうすれば、水面からの飛沫によってB剤が反応することはありませんし、何らかの理由で気泡の原因ができたとしても、上向きのチューブに逆らって下のコーナー部(キスゴムのあたりの曲げ部分)まで下りてくることができません。
ビンゴです!数時間経っても、気泡はどこにも見られません。配管を変更してから最初の添加も見届けました。
まだ暫定的ですが、気泡との戦いに本当に勝利できたのでは?と思いたいです。
購入から10日後のミドリイシです。左側のピンクだった子が、やや茶色になりつつあります。色に関しては、私の想像よりも難しそうな気がしてきました。右側のミドリの子は、エメガニにガジガジされながらも、今のところは元気いっぱいの様子です。
やや栄養塩があった方が調子が良いと言われるLPS。今のところは、、、前よりもちょっと大きくなって、逆に調子良くなっちゃってる気がします。毎日添加している(ホントは隔日が推奨量)MicroBactor7によって栄養が供給されているからでしょうか。。。
こちらも元気。
こちらも元気です。
追記:(このドーシングポンプを持たない人には無意味な記述ですのでスキップしてください)
ポンプ1とポンプ2が10分ずれて動作するように設定したのに、ほぼ同時に投入されました。メーカーのサポートによって解決したので、以下に設定方法を記載します。あまりいないとは思いますが、将来同じポンプを買う人がいた場合に参考になるかと思うので。
例えば、今現在が午後3時だとして、開始時間を午後1時、終了時間を午後5時にし、ポンプ1とポンプ2が10分間ずれて投入するようセットしたとします。そうすると、ポンプ1とポンプ2の動作時間を10分ずらしているにもかかわらず、午後5時までは、二つともほぼ同時(10秒違いくらい)で投入されてしまいます。翌日からは、ちゃんとプログラムどおりに10分間ずれて投入されます。
もし初日の1回目からプログラムどおりに10分ずらして投入されるようにしたい場合は、開始時間を午前9時、終了時間を午後2時とするなどして、現在時刻の3時が動作時間内に含まれないようにプログラムすれば、初回から10分ずれて投入されます。
この方法はメーカーと確認したので、故障かな?と思った方は試してみてください。