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ドーシングポンプ起動

 

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Marine Color Dosing Pump MC-03-M を設置しました。海外フォーラムでの調査では、チングリッシュ(Chinese-English)のマニュアルが分かりにくい、とのことでしたが、実際、モノをいじりながら読むと、案外分かりやすかったです。

 

そうそう。アダプターが壊れていて、送ってもらうことになっていましたが、家を掃除したときに出て来たアダプターが使えたので、急遽、本日設置を実行することに。

 

画像は夜な夜な薄暗い部屋で撮ったので、本物よりもちょっとシックに見えるかも知れません。明るいところで見ると、実際の質感は、もうちょっとプラスティッキーな感じです。

 

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正面から見たところ。

 

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マニュアルモードでは、ボタンを押している間だけモーターが回ります。この場合、計量カップとかを使って手動でやるのと大差ないですが、添加量(ml)がディスプレイ上に数値で表示されるので、いちいちカップで量ったりする手間がない、というメリットもありますが、計量カップと違って、ボタンを長く押しすぎてしまった場合に、水槽に添加された液体を戻すことはできませんので、そこは注意が必要です。

 

実際には、手動で添加するメリットがあまりないので、液体を強制的に送り出したい場合などを除いて、ほとんど使うことのない機能です。

 

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液体の添加量を校正することができます。これは大変に重要な機能です。

 

付属の10ml試験管に、添加ボタン(UPボタン)を押し続けて液体を投入し、10mlのところでボタンを放します。ぴったり10mlで離さなくても、少し手前でいったん離し、ちょい押しで10mlまで持って行ってもオーケーです。

 

このとき、ドーシングポンプの側で、10mlに達するまでにボタンが押されていたトータルの時間を勝手に計測して記録します。下の画像の例では、ポンプ1が10ml入れるのにかかった時間が13.5秒です。

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ドーシングポンプは、ここで記憶した時間をもとに、ユーザーが指定する量を添加するわけです。たとえば、ポンプ1が10ml入れるのにかかった時間が15秒だったら、このモーターが1ml入れるのに回る時間は1.5秒です。なので、ユーザーが3ml添加するようにプログラムした場合、ドーシングポンプはポンプ1のモーターを4.5秒間回して添加するわけです。こうした計算はドーシングポンプが行うので、ユーザーは、校正さえ終了すれば、別途、希望の量を入力するだけでオーケーです。

 

説明書によれば、個々の液体ごとに流れる速度が違うので、校正が必要、とありますが、ポンプの性能の個体差を校正する、という意味合いも大きいと思います。実際、何度か10mlの試験管への添加を試みましたが、毎回若干かかる時間が変わります。

 

そういう意味では、あまりカツカツに厳密な添加が必要な方は、コレ以外のもっとハイエンドなドーシングポンプを入手される方がおそらく無難であろうと思います。私的には気にならないレベルです。

 

校正の作業中に不可解なことが起こりました。ポンプ1では14秒前後で10mlに達するのに、ポンプ2では17秒もかかったのです。何度か試すと、試すごとに18秒、19秒と時間が増してしまいます。

 

液体を入れておいた容器を見ると、ポンプ2が吸い上げている方の容器の蓋が、ぎゅうっと圧縮されたようになっています。ポンプ2で時間がかかっていた理由は、容器が密閉され過ぎていて、液体を吸い上げる替わりに入ってくる空気がなかったためでした。

 

そんなわけで、以下のようにチューブの差し込み口の横に小さな孔を開けました。

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液体の蒸発を防ぐためにチューブの差し込み口の周りを接着剤で固めてしまったのですが、気密性が高すぎるとポンプへの負荷が大きくなってしまいます。なので、あまり気密性の高い容器は使えませんが、蒸発による濃縮を防ぐには、ある程度、元の製品ボトルから容器への移し替えを小出しにするしかないようです。

 

今回、マイクロバクター7(バクテリア添加剤)も自動添加できないだろうか?と考えましたが、このドーシングポンプの最小添加量が0.1mlです。ネットで調べてみると常温の水の一滴が0.04mlほど、ということで、1日一滴の添加が無理なことが分かったので、MB7は横着せずに手で入れることにします。(約100L未満のウチの水槽に必要なMB7の添加量は隔日で一滴)

 

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ポンプの始動時刻と終了時刻を設定できます。この設定はオートモードで動作させるときに使います(オートモードとマニュアルモードがあります)。

 

たとえば以下のように設定したとします。

 

オートモード:オン

添加量:10ml/一日

一日あたりの添加回数:5回

開始時刻:1:00

終了時刻:23:00

 

すると、午前1時から午後11時までの間に、10mlを5回に分けて(1回2ml)、自動で添加してくれます。何時にどれだけ、という設定はできませんが、代わりに、指定した量を指定した時間内で均等に割って入れてくれる、ということのようです。これは、生体への負担を減らせるという意味で、とっても有効ではないかと思います。

 

アメリカのフォーラムによれば、カルシウム添加剤とアルカリ度を調整するバッファー剤とを投入する間隔は、5~10分程度空ける方が良いという人が多かったので、私はA剤とB剤の開始時刻と終了時刻を10分ずらしました。C-Balanceの説明書には、ずらすことは書かれていないのですが、他のメーカーから出ている同種の添加剤では時間を5分程度ずらすことが推奨されているので、念のために。。。

 

その他の注意点としては、付属の逆止弁をポンプから水槽までのどこかに噛ませないと、気泡が混入してしまい、一定の添加量を得ることができません。逆止弁は逆流防止の目的かと思いきや、経路(流体が流れるチューブ)への気泡の混入を抑制する役割があるようです。

 

総合的に見ると、今のところはこのドーシングポンプにはとても満足しています。操作は思っていたより簡単でしたし、別売りのMCD-3-Sを接続すれば6系統まで運用でき、それぞれのポンプに個別の添加量をプログラムできます。6系統もあれば、相当色んなことができるだろうと思います。

 

動かしてみるまでは、添加剤は手で入れていても良かったなぁ~?ポンプなんて買わなくても別に良かったかなぁ~?なんて思っていたのですが、実際に設置が完了し、今後の添加剤が手放しになると思うと、なんてラクちんな機械なんだ!と、評価が一転してしまいました。複数の添加剤を定期的に添加する人にとっては、凄まじく便利な代物であろうと思います。

 

ところで、関係ない話題ですが、先日、エメラルドグリーンクラブがミドリイシをついばんでいるところを目撃しました。割と軽く考えていたのですが、ふと水槽を見ると、今夜も、しかもガッツリ、割と長時間やっちゃってます。。。エメラルドグリーンクラブとミドリイシというのは、ひょっとして、あまり良くないのでしょうか。。。これがいわゆる食害ってやつなのでしょうか。。。ちょっと様子を見なければなりません。。。

 

ともあれ、今はこの廉価な中華製ドーシングポンプが壊れず動き続けてくれることを願うばかりです♪