白化の真実
君の~ゆく~道は~♪
果てし~なく~遠い~♪
だのに~な~ぜ~♪
思えば遠い道のりでした。
ミドリイシ白化
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トリトン検査→錫検出
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水槽蓋の金具撤去
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1ヶ月で全喚水
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トリトン再検査→錫増加
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ウェーブポンプ交換
揚水ポンプ→外部フィルターに置き換え
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1ヶ月で全喚水
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ミドリイシのポリプが出始める
ハタゴイソギンの開きが大きくなり始める
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クーラーを新品に交換
↓
外部フィルターを新品ポンプに交換
正直、かなりやり尽くした感があります。今度こそスズの検出量を減らせるのでは、と。
が、今日、こんなものを発見してしまいました。
レイシダマシガイと呼ばれるサンゴを食害する貝らしいです。発見した箇所は、思いっきり白化しています。
( ̄  ̄;) 。。。。
ということは、今までの白化は全てコイツの仕業???スズでなく???
白化を食い止めるために、どんだけ悩み、どんだけ器具の交換やら喚水やら、やったことでしょう。。。その原因が、この一匹の貝????
うぉおおおお~~~!!!
あ。そういうのいいって?サーセーン!(*⌒∇⌒*)ゞ
というか、白化はレイシダマシガイの仕業、ポリプが出なくなったのはスズの仕業?と考えるのが自然でしょうか。。。
あやうく水槽まで変えるところでした。なにやらフロートガラスの製造にはスズが使われるとのこと。スズ以外の目立った金属物質が検出されない以上、ガラスを疑うのは自然な流れです。
。。。というかぁ~~~、、、、このガラス問題が疑われた時点で、家族の許可を取っていたんですよ。。。水槽をアクリルに変えると。。。。そしてどうせなら水槽サイズを上げると。
( ̄∀ ̄;)V
ポリプの開き、ハタゴの開きからして、もうガラスは関係ないことは、ほぼほぼ明確。だがこの、水槽拡張へ向けて走り出した気持ちは、まさに、、、
しかし、水槽買い換えの理由付けは錫回避(=アクリル)。でも南側の窓ガラスから太陽がバンバン当たる場所でのアクリルは御法度。。。う~ん。。。
だって気分は。。。
困ったぁ~。。。。( ̄Д ̄;;
が、確認してみると、ナント、あっさりオーケーが。。。
やりました。。。結果オーライです。(゚_゚i)
というわけで、満を持して1200水槽、進水準備に取りかかることとあいなりました。
先日、ムコタマ氏からも、
大こそ正義!
という名言(迷言?)が飛び出しました。おっきな水槽が欲しくてたまらない今の私には、こんなありがたい格言はございません。良いですか皆さん、もう一度言いますよ。
大こそ正義!
私のようにテクがないアクアリストなら、水量こそ正義です。私とは違い、テクニシャンな皆々様にとりましても、存分にスペースを確保できる大水槽は正義。魚にとっても、そりゃもう、
大こそ正義です!
そんなわけで、厳正なる調査の結果、以下の水槽に狙いを定めました。
水槽:
マーフィード・ガラス水槽・三重管オーバーフロー1200 x 450 x 500
ブラックシリコン・フランジ付き
ブラックシリコンは引き締まって見えるのが好きです。ちなみにマーフィードのシリコンは2重に施しているので、漏れに強いのだとか。。。ガラスなのにフランジ付きなのもステキです。太陽光の関係でアクリルは断念せざるを得ないのですが、ほとんどのガラス水槽にフランジがないのは悩みでした。オプションで付けると高くなるし、自分でコーキングなどを失敗してデロデロになるのはいただけません。
キャビネットは、マーフィードウッドキャビVT1200用が良さそうです。コトブキからは爆安キャビネットが出ていますが、水槽台のクセして水に弱い素材なのです。ちゃんと拭けば良いんですが、数々の水槽事故に見舞われた私としては、こぼれる度に拭き上げる余裕がないこともあると思うのです。そんなわけで、組み立て式よりも一体型を選びました。某ショップの話では、マーフィードのキャビネットは堅牢さでは定評があるそうです。
照明スタンドは、カミハタアーチスライドBS1200にしようと思います。
実はこの記事を書いている間にもショップからの見積が届き、金額を確認して速攻で振り込み手続きをしました。だって、こういう迷言だってあるでしょ?
大は急げ!
っていうか、迷う必要がないんですよ。
今回購入するショップは大胆にもこんな風に謳っています。
一部のメーカーや輸入元による販売価格の統制 お願い など 当店は、ご連絡いただいても受け入れできません。
スゴくないですか?実際、ネットショップなどと比較してもだいぶ安いです。上記の品々はここよりも安く買えるところはおそらくないんじゃないかと思います。
ところで、残念なご報告もあります。シマヤッコのバナナは残念ながら☆になってしまいました。
もう一匹のナッツですが、隔離水槽から3日間という中途半端な薬浴で本水槽に戻しました。実はアンモニアを測定すると、なんと3mg/Lもあったことが発覚し、こりゃイカン!と。。。薬が効く前に栄養塩が効いちゃうナ、と。。。
もっと大きな水槽で薬浴すれば良いのですが、うちのRO浄水器のキャパから言って、純水が溜まるのに時間がかかりすぎて、現実的にはこれも無理そうです。
しかし、転んでもタダでは起きませんよ。
今後、本水槽で次のものを試します。
自然由来系添加剤:
パラサイトリムーバー
ハーバルフォーミュラープラス
薬についてはミドリイシがあるので自然由来のものしか使えません。
栄養強化:
リーフフレンジー
本水槽に戻してから餌付いていた餌を食わなくなったので、どんな手を使ってもモリモリ食わせたいのです。そこで噂の爆食い冷凍餌リーフフレンジーを試します。
フレンジー(frenzy)とは、言ってみれば「狂喜乱舞する」とか「狂ったように興奮する」みたいな意味です。我が家の愛すべきバヌシマのナッツには、プチっとネジが外れてイカれるほど豪快に爆食いして欲しいです。餌付けに苦しむアクアリストなら誰しも夢見る光景ではないでしょうか。
ラクトフェリンはおまじない的な意味合いも込めて、日海センターに注文しました。もはや藁にもすがる想いの私が、いかにテンパっちゃってるか、お分かりいただけるかと思います。
下は白点の寄生先をなくすために底砂を撤去した我が家の水槽です。
バックスクリーンが黒のせいでしょうか。ベアタンクも悪くないな、と。。。
チンケな貝のせいで白化、なんちゃってなキーパーのせいで白点、と、不運に見舞われ続ける水槽ですが、でっかく出ますよ。なんたって、私は信じてやまないのですから。
大こそ正義!
という大義名分を!